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内容説明
たった一人でも「ブレークスルー」は可能だ。
「エクセレント・カンパニー」から「エクセレント・パーソン」の時代へ――。
〈かつて巨大企業が実現していたようなソリューションを、今なら「たった一人の傑出した人間」がやってのけるかもしれない。……たった一人でも「ブレークスルー」することができる時代なのだ〉
世界的経営コンサルタントが、これからの「人材戦略」と新しい「働き方」を伝授する、大前流「働き方」の教科書。
日本人の名目賃金は、過去20年間ほとんど上がっていない。ICT(情報通信技術)が急速に進化し、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)が多くの仕事を代替すると言われる中で、ホワイトカラーの生産性の低さが、日本企業の「稼ぐ力」を失わせている。
ピラミッド型組織が崩壊し、「いつでも、どこでも、誰とでも」つながる21世紀のネットワーク社会では、年齢・経験・肩書などに関係なく、一人一人がどれだけ組織に貢献できるかが問われる。
そこで求められる働き方とはどういうものか? そして、企業や組織に貢献する「傑出した個人=エクセレント・パーソン」になるにはどうすればよいのか?
若手・中堅社員、経営者も必読の新しい仕事論。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデミン@もも
40
本当に久しぶりに大前研一さんの著書を読んだ。厳しい。大前研一さんに野党議員の代わりに国会質疑してほいものだ。個人にも企業にも厳しいが、無駄に無駄を重ねてきた政府には、一番厳しい。企業経営も会社員も経験したことない政治家や官僚に働き方改革などできるはずがない。ごもっとも。週刊ポストで連載されたものなので、わかりやすく、また、大前研一さんらしい鋭いヨミ。自動行政に大賛成‼︎ 先だって、せっかく減った議員数を元に戻したという三重県議会に早速導入したい。2018/04/02
犬こ
21
少しトーンダウン気味な印象を受けますが、それでも大前節は健在です。これからは個の能力と多動力が求められる時代へ移り変わっていくという考えは、かなり共感するので、各章しっくりきました。2018/03/23
たんかれ~
20
大前研一さんの本は久し振り。もはや国家ではなく企業でもなく、とにかく個人の時代。1人の天才が世の中を変える。金融リテラシーとICTスキルは必須。プログラミング能力も必要。個人にはチャンスがたくさんある。2018/04/10
ヨータン
13
日本はいまだに先進国で、豊かな国と心のどこかで安心はしていたけど、この本を読んで、心からこのままではまずいと思いました。教育も働き方も世界の基準に追いついていなくて、いまだに昭和をいっている。個人の力を高めておかないとと思いました。2019/11/29
ゆうきなかもと
10
長年のファンからして相変わらずの大前節。 本当に、言っていることの耐久年度が長い。 過去20年のファンだが、大前氏のアドバイスに人生いろいろ救われたと思っているオレがあえて言いますよ。 この本をもう少し抽象度を高めて書いたのが「お金2.0」だし、もっと簡単に書いたのが「革命のファンファーレ」や、「多動力」なのかなって…。 時世に対する教科書ガイド的な立ち位置的な本だと思う。 スゲーオススメです。2018/03/06