実業之日本社文庫 幕末愚連隊

著者名：幡大介

実業之日本社（2018/03発売）

• ISBN：9784408554082

内容説明

末の大失業時代戦いに飛び込んだ男たち慶応四年、旧幕府と新政府の戦いが激しさを増すなか、相撲取り、火消、ヤクザなどならず者たちは、幕府の徴募に応じ、陸軍歩兵隊に入る。しかし、徳川慶喜が降伏。後ろ盾をなくした歩兵隊は、江戸から脱走、衝鋒隊を結成する。下野、会津、越後、信濃と、戦場を流浪。河井継之助、勝海舟らを巻き込んだ激闘の行方は!?　戦いに明け暮れた雑草たちの真実！解説／細谷正充

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[tako_machida]

戊辰戦争を読みやすくなぞってくれてますが、主人公の生き様よりもどんな戦争だったかがメインな感じで、もう少し人間を書いて欲しい気も...

2018/04/17

[山月瞬]

幕末本はたくさん読んできましたが、衝鋒隊視点の作品は初めてだったので、とても楽しめました。 古屋佐久左衛門がすごい人だったことを知りましたし、その実弟が高松凌雲だったことも驚きです(>_<)

2018/06/22