内容説明
国の拡大主義は限界が近く、すでに自壊の徴候が現れている。習近平新体制への移行後、2014年に中国バブルの破裂から一党独裁体制は崩壊する。衝撃のシミュレーションを公開!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
44
この国がなぜ日本人にとって理解しづらいのか、ヒントをいただいたと思う。最終章のシュミレーションは賛否あるだろう。2015/10/15
Miyoshi Hirotaka
35
この本の題名には驚かない。というのは、商社マン時代2度も国の崩壊を体験したからだ。最初は1991年のソ連崩壊、2度目は1998年のロシアのデフォルト。マックス・ヴェーバーはロシア革命直後に、小室直樹は10年前にこの崩壊を言い当てた。盛者必衰の法則から逃れた国家は歴史上存在しない。万系一世を自負するわれるわが国も国のかたちが何度も変わった。中国崩壊は時間の問題。ソ連同様に共産主義の寿命か、それとも国民国家という近代の発明品の寿命なのかの見極めとその代替となるシステムの開発と提案が未来への課題だ。2014/04/19
mazda
27
2015年になったので、この本に書いてあったことが実際にはどうだったのかを読もうと思って借りました。確かに国が消滅するようなことはなかったけど、高齢化社会と一人っ子政策の影響で、人口ピラミッドがいびつになっていて崩壊一歩手前だとは思います…。この本によると、民主政権時代に起きた尖閣での漁船衝突事故で、中国は大きく負け越した、という見立てでした。というのも、政治的には日本に勝ったように映ったのですが、あれを機にEUなどは中国を敬遠し始めて、不買、工場のASEAN進出などが起きたからだそうです。なるほど。2015/03/04
あつ子🐈⬛
13
本の整理をしていて発掘。2012年出版です。皆様ご存知の通り、中国は崩壊する崩壊すると何年も言われ続けて後の現在なんよね…破綻しないバブル経済はないし腐敗しない権力はないことを考えたら、中国よくやってます(何様) 著者が中国憎しで本書を著したわけではないことが、あとがきや経歴からも見て取れますし、そも中国がこけたら我が国はじめ世界中が大怪我することは自明。要旨はソフトランディング目指そうね、そのための備えを日本人としてやっていこうねということ。良書だと思います。2023/11/27
ほじゅどー
13
★★挑発的なタイトルであるが、中身は中国とのビジネスを実際に経験した方による中華思想、中国共産党など中国人の不可解な行動を解説したもの。震災と同様、最悪のシナリオを考えておくことは非常に大切なことである。2014/09/04
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