扶桑社BOOKSミステリー<br> 襲撃者の夜

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扶桑社BOOKSミステリー
襲撃者の夜

  • 著者名:ジャック・ケッチャム
  • 価格 ¥628(本体¥571)
  • 扶桑社(2018/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594053567

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内容説明

北米東海岸メイン州、海岸沿いのリゾート地。ある夜、残忍な殺人事件が起こり、女性二人が殺され、赤ん坊が消えた。地元の警察は事件の捜査を始めるが、警察が捜索で出払っている最中にふたたび異常な殺人事件が! そしてその殺人者の正体は想像を絶するものだった。鬼才ケッチャムが放つ戦慄のホラー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

YM

75
ケッチャムさん4作目。オフシーズンの続編。残虐描写は少なくなっているので、さくさく読めちゃうけど、その分、冷静に色々考えることができた。前作に比べて、明らかに赤ちゃんを含めた子供の関わり方が特徴的だった。これは種の保存がテーマなのかと思った。僕たちから見ると食人族は異常だと思うけど、向こうは向こうのルールの中で生きるために必死なんだ。赤ちゃんがおっぱいに食らいつくシーンは、本当に怖かったし、凄まじい生命力に身震いした。どちらにしても同種による悲しい争いの物語だ。2014/12/20

Bugsy Malone

56
「オフシーズン」の続編。前作に比べて衝撃度は薄くなっているが、その分、人格障害の父親やその血を引くルーク少年の動向にスリルがあったり、食人族の成り立ちが興味深かったりと飽きさせられなかった。テーマ的には「オフシーズン」よりも「隣の家の少女」に近いような気もした。まだ続編もあるらしいので、読むしかありません。2016/02/24

GaGa

38
「オフ・シーズン」の続編として書かれた作品。ある程度時間を置かれて書かれているせいか、前作よりもスプラッタームービーの原案のようなプロットとなっており、逆に安心して読め、また、前作を超えるようなストーリーも展開しない。B級ホラーの第二弾がある種のご都合主義で残忍さも株を下げた感じ。スティーブンにはもっと悪い意味で期待したがこの程度か(笑)でも小説としてのクオリティは上がってはいる(それは当然だろうが、今回は悪い意味として) 2011/12/02

HANA

36
あの『オフシーズン』の続き。ということで大いに期待して読んだわけであるが、前作よりパワーダウンした感じは否めない。今回は一族の内面が語られた事により、前作はわけのわからない存在であったのがより一層人間臭く。その代わり変な宗教団体じみて、恐怖感が薄れてしまったような。終わりもハッピーエンドで綺麗にまとめられているが、個人的にはやはり前作の突き抜けた感じがよかったなあ。あ、あと凄惨なシーンはそれほど多くないです。というわけで普通のサスペンス小説でした。前作のインパクトが凄かったからかなあ、この物足りなさ。2013/02/28

*maru*

34
ケッチャム3冊目。『オフシーズン』から11年後。大量殺戮が起きたあの場所で、悪夢再び。今回の血みどろの一族は、無双モードだった前作の食人族より戦闘力もダウンし、更に“食事”のシーンも少なめ。ただ、終盤の気が緩んだ辺りでの不意打ちのNo good 生食シーンに、やっぱりケッチャムだと妙な安心感を覚える。“例の”食人族の生き残りや引退したピーターズの登場で続編としてのストーリーも申し分なく、前作よりおすすめしやすい内容だと思う。さて、次はいよいよ『隣の家の少女』に挑戦です。2017/10/11

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