ジャンヌ・ダルク処刑裁判

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ジャンヌ・ダルク処刑裁判

  • 著者名:高山一彦【編訳】
  • 価格 ¥3,696(本体¥3,360)
  • 白水社(2018/03発売)
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  • ISBN:9784560084397

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内容説明

【この電子書籍は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きい画面の端末で読むことに適しています。】
「オルレアンの乙女」として伝説につつまれてきた少女が、教会裁判にかけられ、異端の判決を受けて破門・火刑に処せられるまでの全過程を、第一人者の詳細な調査で明らかにする。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

k5

68
今年いちばん泣けた本かも。ジャンヌの物語はいくつも読んで来ましたが、肉声はレベルが違います。裁判記録というだけあって、その場にいた裁く側の男たちの名前がずらっと並んでいますが、こういう権威のカタマリみたいな連中に囲まれて、自分の信仰を全て否定されながら、毅然とした回答を続ける少女の姿が本当に素晴らしいです。解説も豊富で、異端審問官代理のルメートルは拷問や審議の進め方に否定的だとか、人物像も浮かび上がってくる。本当にいい本です。2021/10/17

しょうご

1
小説ではない。ジャンヌ・ダルクの宗教裁判の全記録である。(中略・・・)ジャンヌも神、天使、聖女カトリーヌ、マルグリッドから直接の公現、啓示を受けたことを一歩も譲らなかった。火あぶりの刑の恐怖心から改悛の誓いで署名するが(この段階で生涯、パンと水の牢屋に投獄が決まったのだが)、最期は自分の信念を曲げることなく、異端のレッテルを貼られた。時代が時代とはいえ、あまりにも理不尽で報われない、怒り心頭となる。2019/07/22

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