内容説明
今、我々は「過剰に頑張ることを強制される社会」に生きていないか?精神科医・香山リカが、成熟社会ニッポンをラクに生き抜く「しがみつかない生活術」について提言。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だーぼう
31
海外でベストセラーになったら、世の中の流れが変わったりして。やることやるけど、のんびり生きる。ブログに感想を書きました。2015/09/22
f
6
著者は、うつ病の増加は最適化社会が生んだ弊害だと言っている。のんびりしたがり屋だが周囲に振り回されがちな私にとっては「だよねー、うん、うん」と頷きたくなることばかりだ。やっぱりね、頑張るところは頑張って、手を抜くところは抜いて、メリハリつけなきゃ。なぁなぁでもいいじゃない! 語り口も軽快で、読みやすい本だった。2014/05/23
えがお
5
一世風靡した反勝間和代本:しがみつかない生き方と同趣旨本。私はこんなにゆるく生きてきた。だけどまあ今日こうして今日がある。だからアナタもそんなに頑張らなくていいよという本。現に精神科医しながらこうして売れっ子作家し、大学教授までこなしている著者の言葉どこまで真に受けるべきなのか迷うところだが笑、著者が日常的に診察されてる頑張りすぎウツの人には響きそう。著者自身おそらくそんな人向けに書いた、精神科医なりのエールなのだろう。2012/11/25
しげ
4
「ダイエット中だけど、おせんべいもう一枚食べちゃおう」とか「5時に起きて勉強する習慣をつけようと思ったけど、一週間で挫折しちゃった」とか、そういったストイックとは真逆の「ゆるさ」は、とても人間くさくてチャーミングな気がします。みんながみんな、ストイックに生きなければならないわけでも、ゆるく生きなければならないわけでもない。自分自身に合ったペースを保つことが、無理なく楽しく生きるコツなのではないかと感じました。2018/12/22
もやし茶@人生迷子
4
副題にもあるように「最適化社会」や「頑張りすぎな人」に対して、もっとゆるく生きましょうよと提案する内容。しかし、この本で一番印象に残ったのはあとがきの部分。それは戦争中の世の中を生き抜いた「エリート高齢者」の話。現代の脆弱な若者はとても叶わないほど優秀な高齢者の方が、真に最適化社会を支えているのではないか、という話であった。若者にも高齢者にも優しくない世の中になってきたと感じる今日この頃、高齢化社会にぐちぐち文句を言うのではなく、そんな世の中でもゆるりと生きられたらいいなあと思う。2014/06/09
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