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内容説明
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中国雲南省奥地の少数民族ナシ族の祭司数十人により、読み継がれ、書かれ継がれる限りなく絵に近い文字の不思議の本。彩色すれば意味が発展する文字の魅力をカラーで解説。巻末に1200字の総覧。トンパを求める著者の紀行文と写真の数々も魅力。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♡kana*
20
おもしろーい。文字の起源って、興味深い。 象形文字、好き。 日本にとても近い場所のようだ。 文字に色をつけられる、って 楽しすぎる。 2016/04/29
Koki Miyachi
12
ヒエログリフの本「ロゼッタストーン解読」の後にトンパ文字の本を読む。現代の中国雲南省ナシ族の中で生きて続けている象形文字。正確には、絵文字から象形文字への過渡期にある文字らしい。トンパ文字の特徴や背景などが簡単に解説されている。面白いのは、第3章トンパ文字総覧。トンパ文字とその意味が数多く紹介されている。絵と意味を照らし合わせて眺めるだけでも楽しめる。2013/10/27
還暦院erk
6
図書館本。吉野朔実劇場で紹介されていて気になっていたもの。巻末のトンパ文字総覧が労作!英語日本語両方で解説されているので、絵のイメージと英語日本語の微妙な概念の違いなんかも楽しめる。動物たちの横顔(?)が上目遣いだったりして楽しい。死んでるのは白目だったりして芸が細かいし。2016/06/26
Koichi Yamashita
3
雲南省麗江へ行ってみたいなぁ。第2章の「トンパ文字のふるさとをたずねて」はとても興味深く読んだ。 もうすでにかもしれないけど地球上には秘境って所はなくなるんだろうなぁ…でも本は時間と空間を超えて秘境へ連れて行ってくれる。2018/03/11
lanikai
3
チベットも近い雲南省の少数民族ナシ族に伝わる象形文字(著者は「絵形文字」と呼ぶ)について現地の人々の生活風景も交えて紹介した本。第3章の総覧を見ると、ウキウキしそうな楽しい文字がたくさん並ぶ。特に動物系は似たような形状でありつつそれぞれの特徴が出ていて、しかもとぼけた顔で可愛い。これだけで一日中見ていることができそう。興味深いのは日本文化のルーツではないかとも言われるナシ族との共通性。住宅建築からうどん・そばを醤油仕立てで食べたり納豆を食べたりするのだとか。2013/08/08
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