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内容説明
山本おさむ先生の好評コミックエッセイ。日本漫画家協会賞特別賞受賞作品。「田舎暮らし編」「原発事故編」につづく第3弾。「原発訴訟編&コタと父ちゃん編」。山本先生自らが3.11の福島原発事故訴訟裁判を傍聴し、記録しました。迫真のドキュメンタリーです。「コタと父ちゃん編」は、長年飼っていた愛犬(柴犬)のコタが病いとなり、その死を看取るまでを描く情感溢れるエッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
剛腕伝説
17
原発訴訟と愛犬コタとの暮しの二つのストーリーが納められている。本当は別々に読みたかった。 原発訴訟は東電の責任を認め原告団の勝利となるも、2900人に対して5億円の損害認定って、認定額が低すぎてしっくりこない。ただこの判決を契機に次々と勝訴している(最近では2021年7月30日)から、大きな意義はあったのだろうけど。コタ篇は永年暮らしたコタとの別れのシーンが辛い。仕事に出かける主人の車に向かい、動かない体に鞭打って、頭を挙げ「ウォォォー」と別れの挨拶をするコタ、涙が止まらない。2021/08/12
ふうふう
8
★★★★☆ 海外赴任から一時帰国した母に手渡された。山本おさむについて何も知らず、初めての一冊が、完結編。原発については、重いが知らないことを知れてよかった。コタについては、2年前に旅立った愛犬を思い出して号泣。ページごとでなく一コマごとに感情がたかぶるため、読むのに少し時間がかかった。2019/01/17
mock-shiki
2
そりゃ、山本おさむの筆力で愛犬が亡くなるのを描かれたら泣くよ。2018/03/03
ルナうさぎ
0
愛犬コタの看取りと原発訴訟。完全に分けて描いてほしかったな。生業訴訟。第二原発ができる前から訴えていたけれど、その時は敗訴。今回はようやく勝訴2024/08/24