講談社文庫<br> 続・明治維新という過ち 列強の侵略を防いだ幕臣たち

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講談社文庫
続・明治維新という過ち 列強の侵略を防いだ幕臣たち

  • 著者名:原田伊織【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 講談社(2018/03発売)
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  • ISBN:9784062938624

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内容説明

まやかしの明治礼賛にNO! 衝撃の維新論。裏では大英帝国と通じ、天皇を徹底的に政治利用して攘夷を主張する薩長のテロが吹き荒れる中、血に飢えた欧米列強に対して、幕府滅ぶとも国滅ぼすまじという決死の覚悟で交渉に臨み、専守防衛に徹した徳川日本の幕臣官僚たち。薩長史観の過ちを正し、偽りの歴史に終止符を打つ話題沸騰の維新論、第2弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とも

25
★★★☆「明治維新という過ち」シリーズ第二弾は、徳川幕府の官吏に視点を当てた作品。これまで言われてきたのは、初めて黒船を見た時に海外の進んだ技術力を突然突きつけられ、言われるがまま不平等条約を締結されたれた幕府の腰抜け外交と、それに対して近代化政策を推し進め平等条約にまで昇華させた新政府の外交を誉めそやす内容であったが、果たして幕府の行った外交は無為無策なものだったのか。自己の利のみを追求し真実の歴史を塗り替えた国内外の賊の隠した事実が明かされる1冊となっている。2021/03/07

perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇵🇸🇾🇪🇱🇧🇨🇺

7
2018年著。前著作への酷評に影響されて積読を解除していたが、最近読む気になって読了。よほど悪質な本でもなければ読者が真偽を判断すればいいのであり、時間と金の無駄になる程度の被害で済むはず。 さて本書では幕臣について。阿部正弘、林大学頭、水野忠徳、川路聖謨(としあきら)が挙げられている。安全保障や通商締結、通貨等。しかし幕府びいきを抜きに見れば「各国と不平等条約を結んだ(関税自主権なし、治外法権を認める)」「一時的とはいえ膨大な銀の流出を招いた」「外様大名による幕政への介入を招いた」という罪があり、→続く2022/03/18

Mark X Japan

6
第4章の通貨が難解でした。そもそも,幕末が難解なので,著者のような佐幕的立場や司馬遼太郎に飲まれていない視点も大事でしょう。勝てば官軍の150年前だったのでしょうか。☆:4.02018/03/25

こも 旧柏バカ一代

5
今の日本と余り変わらないな… 歴史から学ばない民族なんだろうか?2018/11/06

inaryoXD11

4
原田氏の著2作目。これも内容が濃い。幕末の外交に当たった優秀な幕臣たちのおかげで、明治があり今がある。ただ、倒幕・明治維新という過ちがなければ、どんな世の中になっていたのだろうか。 「今も私には、幕末対外交渉の最前線で、一身を賭して欧米列強に堂々と、かつ必死の思いで対峙した幕臣たちの無念の声が聞こえる。」同じ気持ちです。2020/09/21

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