随筆集 一私小説書きの弁

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随筆集 一私小説書きの弁

  • 著者名:西村賢太【著】
  • 価格 ¥1,672(本体¥1,520)
  • 講談社(2018/03発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062159340

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内容説明

西村賢太が師と仰ぎ全集刊行に全力を傾ける作家・藤澤清造への思い。異端作家・倉田啓明。平成の破滅型私小説作家を形づくったもの、すべてが込められた随筆集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

三柴ゆよし

6
藤澤清造に血道をあげまくる著者のパッションには、正直全然ついていけてないのだが、いわゆる身辺雑記的小文や、書評、映画評の方は結構おもしろかった。宮崎誉子「少女@ロボット」とか、藤子不ニ雄A「まんが道」とか、意外な(そうでもない?)読書傾向が明らかになったり、車谷長吉の作品や、マット・ディロン主演「酔いどれ詩人になるまえに」を激賞(さもあろう……)していたりと、案外可愛い西村賢太像が垣間見える。最低男のダンディズム。2010/04/08

でおでお

3
藤澤清造に対する偏愛がそこここにあふれ出ている。 私小説に理解を示さない 「勝ち馬を鵜の目鷹の目で追い廻し、錯覚とも知らずにいっぱしの新文学の理解者ヅラをしている幼稚な読者や評者、どうでもいい言葉遊びやわけの分からぬ観念の産物を文学的狂気発見なぞ言ってありがたがるお利巧馬鹿の編輯者、それに外国文学かぶれのいろいろな意味でゲスな実作者等の連中」 への悪口には爽快感さえ感じる。 2012/06/25

散歩いぬ

3
「根津権現裏」に続いて。文學界3月号で「すばらしいものを挙げると、全て清造の作になってしまう。もう愚か過ぎて…」と語ったままに自分の人生と重ねた清造への偏愛ぶりがわかる。ただ、地方紙や文学館への寄稿で内容が被っているので飽きる。後半の、貰い物で過ごす正月日記をはじめとした身辺雑記、脱力系のおかしみがあってとてもよい。ウーロンハイ12杯にタバコ1日5箱はのみすぎ(笑)。マトグロッソの日記が読みたいなぁ。ますます賢太がかわいくなってきた。2011/04/12

kokada_jnet

3
「ししょうせつ」ではなく「わたくししょうせつ」と、奥付にルビが振ってあった。独特のユーモア感覚が素晴らしい。西村の小説だけではなく、 彼が師とあおぐ藤澤清造も読みたくなった。2010/05/08

ぽねごん

2
大半は藤澤清造に関する記述となっており、後半ちらちらとその他の随筆も混ざっているという感じ。改めて読んで気付いたが、雨滴は続くのモデルらしき相手のことが書かれている。この時の思いが熟成されていってあの作品が出来上がっていったのかと感慨深くなった。2024/02/26

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