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内容説明
子犬と間違えて獣医さんの元へ届けられたのは、手のひらよりも小さな、野生のタヌキの赤ちゃんだった。野生動物の幸せってなんだろう?無事に里山に返せるだろうか?獣医さんが、悩みながら、小さな命を育てる感動の実話。子ダヌキの貴重な写真がいっぱい!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
33
子犬と間違えて連れて来られたのは、なんとタヌキの赤ちゃん。獣医の有田先生と共に過ごした赤ちゃんタヌキ426日間の成長ものがたり。野生動物としての自然な循環を人間の勝手な都合で壊してしまい、人間界に連れてきてしまった。その責任を負うため、ポンタと名付けられたその子が自然界に帰ってもひとりで生きていける大きさになるまで育てることを決意した有田先生。大忙しの子育てぶりがなんとも微笑ましい!世界一しあわせなタヌキになってほしいと願う先生の想いがすごく伝わって、最後は泣いてしまいました。ポンタ、どうか元気で!2019/04/22
遠い日
10
赤ちゃんタヌキの426日の成長を追ったノンフィクション。山から拾われ、捨てられていたポンタ。有田さんとの巡り合いはきっと運命。始めから、ひとりで生きていけるようになったら野生に戻すと誓っての保護。ペットではないと心に固く誓ってはいても、有田さんの心が揺れるのが人間臭くていい。成長後、何度も放獣を試みては失敗しながらも、根気よく「その時」をまった有田さん。タヌキにとっても昨今の自然界の状況は厳しいもの。棲息の場が狭まっているのだ。同じ命を持つ動物たちへの思いを新たにした時間は有田さんの成長の時でもあった。2018/05/26
まる
7
かわいい写真満載でよみやすく、 大事なことをしっかり教える本。 いいなあ。2021/08/16
けん
2
九州福岡の獣医さんが保護した子ダヌキの生育記。以前読んだ竹田津先生の子ダヌキ本より子供向けだけど、一番可愛い盛りの写真がずっと多くて、ページをめくる度にデレデレニヤニヤが止まらない!ラスカルみたいな一年もののドラマかアニメにしてほしいなあ。2019/12/11
2時ママ
2
次女 小3 ひとり読み。2019/12/05