SPA!BOOKS新書<br> TPPが日本を壊す

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SPA!BOOKS新書
TPPが日本を壊す

  • 著者名:廣宮孝信/青木文鷹
  • 価格 ¥471(本体¥429)
  • 扶桑社(2018/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594063689

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内容説明

TPPは農業だけの問題ではありません。サラリーマンの雇用や社会保障、地域経済にも甚大な影響を及ぼします。本書では新聞報道ではわからない「TPPの正体」を白日の下にさらします。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます

39
TPPへの参加で、企業や労働者、農業や地方自治体にどういうことが起こりうるのかをシミュレーションしながら参加の是非を説いた一冊。メリット・デメリットがイメージしやすく、問題を具体的に考えさせてくれる。とりわけ、メリットがあるとされる製造業にしても、海外での現地生産がしやすくなったり、国内でも外国の安い労働力が入ってきやすくなったりするため、雇用環境が悪化する恐れがあるという点は、多くの人に知ってほしい。農業対製造業の図式で語られがちな状況を乗り越え、国のあり方を問う議論を起こしていかなければとも思う。2011/11/24

まめタンク

13
野田政権によるTPPの締結。時代に遅れてはいけない。社会人として必要最低限の情報は入れておきたい、という思いから本書を手に取った。アマゾンでは在庫切れ。かなり売れているのだろう。本書ではタイトル通りに、TPPに反対の姿勢を示している。TPPのメリット・デメリットを列挙してある。基本的にTPPのメリットは大企業にあり、デメリットは農家や労働者にあると説明されている。日本経済の事を考えるとTPPは十分なメリットを享受できるかもしれない。しかし、国民の同意なくこの締結に進むのはいささか、強引なのかもしれない。2011/11/15

Ray

7
いつの間にか話が進み始めていたTPP。一体TPPとは何なのか?を順序だてて説明してくれる書。こういった本を読まなければ今の日本が置かれている立場を知れない状態だという政府の説明責任の無さと、むしろ先頭をきって動いている人間も実はよく分かっていないんじゃないかということを感じました。2011/12/20

グスタフ

7
昨年10月、前首相により、国民への説明など一切なしに、半ば国際公約のとして、参加検討表明がなされたTPP。出版された時期(3月上旬)よりも、円高・デフレが進行している時期に、TPPへの参加などどこにもメリットが見当たらない。昨日の新首相の所信表明では、「しっかりと議論し、できるだけ早い段階で早期に結論をだす。」とあった。「第三の開国」といった、キャッチフレーズに惑わされずに、本当に「しっかりと議論」して欲しいところだが、マスコミにしても、大臣の言葉刈りに終始しているようでは期待薄ですな。2011/09/14

かつばやし

7
TPPとはなんなのかと問われた時きちんと説明できる人は恐らく少ないだろう。国際世論の後押しもあって参加が叫ばれているが、参加するとしたら農業が大きな打撃を受けるのは必至である、くらいの薄っぺらな認識しかもっていなかった自分にとってはとても価値ある本だった。タイトル通り反対派の立場から論を進めているが、感情論に走るのではなく、冷静にメリットとデメリットを分析している点が評価できる。ある程度TPPに関して知識のある人には退屈かもしれないが、基礎知識を得るためには絶好の一冊である。賛成派の本も読んでみたい。2011/09/06

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