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内容説明
小5男児が病院で首吊り自殺した。彼の心を蝕んだのは紛れもなく「うつ」だった。彼は決して特別な例ではない。気鋭の心理学者による「児童が抱える心の闇」衝撃の臨床ルポ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あれん
7
自分の親に読ませたい、そして私が親になるときにもう一回読み直したいと思う2024/01/12
なおか
2
『小学生』と『うつ』がこんなに関係あったなんて知らなかった。子を持つ親御さんたちに読んで欲しい。2015/09/09
ひろけん
2
タイトルは重いですが、内容は読みやすく、ためになりました。普段の子育てにも使える内容。認知療法:認知の歪みを「仮説」として「検証」する。ソクラテス式問答法:大人が認知の歪みを披歴し、その誤りを子どもに指摘させる。ABC理論:A(原因)→C(結果)の間にはB(その人の考え方)が介在し、BがポジかネガでCが変わる。内観療法(感謝療法)。パパは一番あなたが好きを伝える。子どもとの情動の一致。一般論ではなくIメッセージ。子どもの選択・決断。親と子どもの「並行遊び」。複眼的モチベーション。行動と感情の随伴性。等々。2015/06/05
ヨウスケ
2
植木さんが研究してる分野の本です。2013/12/08
寝落ち6段
2
自殺数は少なくても、実際に起きていて、起きる可能性もある。こどもの拠り所はやはり家庭だ。家庭がうまくいっていないと、だれがこどもを守ってやることができるのだろうか。こどもを親の都合に合わさせるのではなく、親がこどもに合わせないといけない。親はそういう覚悟なければ、なってはいけないものだ。自殺は少ないけれども、その前兆として、問題行動が増えている。事例が載っているので、是非一目してほしい。2013/05/25