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内容説明
シアトル・マリナーズでのデビュー試合。初めての首位打者のタイトルの獲得、リーグMVP、メジャー記録のシーズン262安打、WBCでの連覇、不調にあえぐ苦悩、弓子夫人の献身、日の丸への強い想いまで――。日本球界からメジャーへの挑戦が決まった2000年秋から2010年シーズン直前までの100時間を超えるインタビューを収録。イチローのすべてがこの一冊に!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
275
イチローの意識の高さがすごいなと思った。周りが騒いでいても自分を見失わずに自分のペースを崩さずにいられるのがイチローのすごさなんだと思う。これからも40過ぎてもいつまでも頑張って欲しい。2015/05/27
ジェンダー
49
イチロー選手が注目され始めたのが小学生の頃なので良く覚えてます。本で書かれているようにイチロー選手のプレーを観ていると簡単にこなしているように観えるのは不思議な感じですね。あまり感情を表に出さずに家族だったり親しい人達だにしか本音を出さない人だと思っていたけど第1回のWBC辺りから変わってきたのかなぁと思います。ずっと首位打者をとり続け、メジャーでは10年連続の200安打と記録を更新し続け常に結果を求められていたけどそれをプレッシャーと感じつつそれを楽しんでいるのはすごいと思う。2014/05/08
ばんだねいっぺい
37
男一匹、イチロー。支えるもうひとりのイチローと言うべき愛妻・弓子さんと愛犬・一弓。成長する度に現れる壁とえんえんと対決し続け、それでも前へと進み続ける姿は、もう月並みだが偉大だと言うしかない。王監督へのハイリスク・ハイリターンな質問の答えには深く感じるものがあった。インタビューズ2が出るのならば絶対に読みたい。2016/09/18
kawa
31
イチロー選手といえばメディアに対し、あまり多くを語ろうとしないイメージがあるが、著者には胸の内を明かすという。その原因は、1年間、話を聞こうとせずにただフィールドのイチロー選手の姿を見続けようとしていたことを彼が分かってくれたこと、予定調和的やりとりを排し、質問のための質問はしないこと等々、著者の姿勢に寄っているようだ(文藝春秋「著者は語る」)。そんな著者によるイチロー選手の大リーグ挑戦の前半10年を追う渾身のインタビュー集。刺さるフレーズのてんこ盛り、夢中であっという間に読了。2020/05/17
ツバメマン★こち亀読破中
25
Numberに掲載された2000年~2010年のイチローへのインタビュー。メジャーへの挑戦、WBC、MLBシーズン最多安打など、現状に安住せず常に挑戦し続けるところがイチローの凄さなのかも。チームのためにプレーするのではなく、まず自分のためにプレーすることが結果としてチームのためになる、という考え方が王監督とも共通していて、そこら辺が日本のチームスポーツの弱点なのかな?などと思いました。2018/12/31