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内容説明
07年8月14日、メジャーリーグ・パイレーツを去ることになったその日、桑田は心境を書き上げた。06年、巨人軍を退団し、年齢的にも、体力的にも、プロ野球選手としての限界を迎えていたが、それでも大リーグで投げる夢をあきらめなかった。マイナーからの挑戦、左足首じん帯断裂、あきらめることなく怪我を克服して、07年6月10日遂にメジャー投手として夢を実現した。「試練が僕を強くした」という桑田の全告白。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
24
桑田真澄という人が、語りつくされている本。結果や人の評価に左右されず、自分を貫いた人生を物語っている。プロ野球選手として、決して恵まれた身体どころか、ハンディに近い体格でこれだけの成績を残したのは、並大抵の努力ではない事だけは、推測できていましたが、桑田氏の凄さは逆境をも力に変えられた精神力、彼は人間力と表現していましたが、野球の神様に愛され、自分に関わる人を糧にしたその考え方には尊敬の念を禁じえません。特に言い訳しない姿勢は、人として見習うべき高みにあります。また清原や長嶋や斉藤や槙原との交わりも感動2013/06/22
金吾
20
著者の野球に対する気持ちがよく伝わる本です。20代の頃のややダーティなイメージが、年をとるにつれそのイメージが和らいだように感じていますがそれはマスコミ報道の影響が強いと感じました。プロ入り前の話が面白かったです。2021/10/04
糜竺(びじく)
9
桑田氏の前向きな考え方から色々学べた。2020/05/05
太田青磁
8
あの頃に基礎からみっちりと身体を鍛えあげてくれたことに、本当に感謝している、野球の頭脳的なことも全部清水さんが教えてくれたもんだ・1回をビチッと抑えた!そしたらキャッチャーがやってきて、そっと言った。「オレはおまえの味方や、頑張ってくれ」・「しびれるところで、いくぞ」と長嶋監督が言った。「みんなが俺についている。何も恐れるものはない」という気持ちでマウンドに向かった・大学なら早稲田、プロに行くならジャイアンツと、自分では決めていた・「今度やる時には清原を抑える」と、また清原君の一発を思い出して自分を磨く2020/08/10
はむズ
6
筆者の考えに2本の柱があらように思う。 行動には全て意味がある。 そしてそれは将来のことも見据えてのこと。 だから苦しくても乗り越えられるし、人が何と言おうと耐えることができる。 もうひとつの柱は“感謝”。 私自身も常に意識している言葉です。 ただ、筆者と比べてあまりに自分に甘過ぎる…。2014/09/20