田舎暮らしと哲学

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田舎暮らしと哲学

  • 著者名:木原武一【著】
  • 価格 ¥1,496(本体¥1,360)
  • 新潮社(2018/03発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784104373024

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内容説明

自然の中で、のびのび子供を育てたい、と房総に居を移したものの、それは予想を超えた困難の始まりでもあった。水道未完備、台風の水害、木々の手入れの想像を絶する手間……。そんな毎日も、先人の知恵や偉人の警句があれば、軽やかに乗り越えられる。日々の暮らしの中に学びの源泉を見出す、現代日本版「森の生活」。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

睦月虎龍

2
面白かったし、共感出来る所もいっぱいでした。哲学、面白いな。ゲーテとか、読もうかな。2024/05/24

tu

1
141 花の名前ひとつ知っただけで、幸福になれるのである。「ラッセル幸福論」2021/11/12

マウンテンゴリラ

1
田舎暮らしは、都会の喧騒や慌ただしさから逃れるための逃避行動ではない。その事を、日々の暮らしの描写から、淡々と諭すように語られていることに好感が持てた。例えば、生活圏をめぐってのハチとの闘争のエピソードなどにそれがよく表れていたように思う。そのような、安全・安心という観点からは、多少負の要素となる面も含めて、田舎暮らしを総合的に考えていかなければならないといういうメッセージとも受け取られた。また、その総合的という言葉の意味が、物質や利便性における損益の合計量の問題ではなく、→(2)2018/04/19

国士無双

1
◯哲学のことはあまり出てこなかったなぁと思ったら、エピローグの記述に納得。「知識を愛するという哲学の本来の意味合いからすれば、田園は哲学の宝庫であり、ひと茎の草も森羅万象にかかわる思索へと誘う力を秘めている。」田舎暮らしの苦労も楽しんでいるかのようで羨ましい。2017/11/21

kumonoyukue

0
映画「人生フルーツ」が、ジャムとパンケーキだとすると、こっちは味噌とキンピラ。田舎暮らしのお手本です。2018/01/03

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