内容説明
大アルカナ22枚・小アルカナ56枚の物語と意味を、鏡リュウジが徹底解説。イメージを想起できる象徴はもちろん、初級者から上級者まで使えるスプレッドを豊富に掲載。タロット・リーディングをもっと深く、実践的に学びたい方へ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺったらぺたら子
19
タロットの教本って本として読んで面白いものではないのだけど、こちらは図像学のエッセイのようなものとして豊かな内容であり、非常に楽しく読めた。手っ取り早く意味を調べたり覚えたりしたい人には不向きだが、カードのエッセンス自体を掴んでいくには向いている。博学だし文章もよく、易しい。「タロットに興味がある」という人には本書をまず薦めたい。タロットは人や世界、人生を眺めるツールとして非常に優れているから。勿論占いなのだけど、それ以上に分析・観察・思考のツールだと思える。エッセイのつもりで読んでみてほしい。2023/07/11
chacha子
8
基本的なことが分かってよかったのと、博覧強記な著者の古今東西書籍を散歩したみたいな書き方がよかった。各スートの特徴を書いてくれたの、ありがたい。少し頭の中が整理された。2022/10/09
ねこや
5
並行して読んだ作品。 コラムは面白かったけど、タロットの秘密の方が面白い。占いそのものにあまり興味がない事を少し自覚し始めた今日この頃。2018/02/17
みかん。
4
過去の社会では死といったものは一つの意味しかもたなかった。そのため占い師は正確な予言ができた。しかし現代社会では死というものの定義や意味合いが多様化している。そのため占い師は正確な予言が出来なくなっているのだ。2024/10/28
木倉兵馬
3
図像の持つ意味を知っているかどうか、発想と連想をうまくできるかどうか、それが大切になってくるのがタロット・リーディングなのだろうと思いつつ読みました。なかなか興味深かったですね。2020/09/22
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