日本経済新聞出版<br> 資生堂インパクト ―子育てを聖域にしない経営

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日本経済新聞出版
資生堂インパクト ―子育てを聖域にしない経営

  • 著者名:石塚由紀夫【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 日経BP(2019/02発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532320768

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内容説明

「これからは、育児時間勤務者も遅番、休日勤務を検討してもらいます」―2013年11月、全国各地の資生堂の会議室で、衝撃が走った。賛否両論の議論を巻き起こした“資生堂ショック”、資生堂の戦略とは、どんなものだったのか?「職場の不平等感」をなくせ!夕方以降&週末勤務を育児社員に課した“働き方改革”の真意。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

142
もともと資生堂というところは、女性が多く活躍している企業であると思われます。そこに育児中の女性も遅番や休日へのシフトを行う、ということでかなり波紋があったようです。私は逆に女子にもそれ相応の役割を期待してのことだと思います。いまや逆差別的な企業もあるやに聞いています。男子の方が女子に比べ虐待されているということで。私の姪などは完全に企業のその育児制度のメリットを謳歌している感じです。入社してから9年間のうち実働したのは3年くらいです。子供を3人産んでいますので。あまりにも甘やかしのような感じです。2017/01/07

あすなろ

82
育休・育児を老若男女の皆さんはそれぞれどう捉えているのでしょうか?育休・育児の為に我慢する人、腫れ物に触れるかの男性上司、キャリアアップの最高の時期に育休でキャリア断念だと思う人等様々の筈。では実際、育児中の人のシフトも土日・夜間も入れたらという資生堂の取組についての本。それだけではないが、ママの方は、濃密な労働時間でマネジメント・キャリア能力が付いた。パパもやればできて協力した、と。でも1番パパにグサリとくるのは、残業が男性は常態化しており疲れているというが、ではママは家庭内外で長時間労働をする、の一文2018/02/04

sas

22
資生堂が子育て中の社員に遅番や休日出勤を要請したため、「資生堂ショック」と言われ大きな議論になった。資生堂の狙いは、「女性が働きやすい会社」から「女性も働きがいのある会社」へ進化することにあった。単なる子育て支援では、女性がキャリアを積んで活躍することができないのだ。女性活躍3つの誤解は、①子育て支援はゴールではない。②女性活躍は女性の問題ではない。③結果はすぐに出ない。30年取り組んでいる資生堂の参考になる姿勢は、①経営トップが関与、②目標と年次計画を立てて継続的に取り組んできたこと。2017/09/23

miu

21
「資生堂ショック」について知りたくて手に取った本。この問題、ほんと難しい。いろいろバッシングもあったようだけど、取り組み自体は素晴らしいと思う。だけどこれ、資生堂だけが取り組んでも意味がないというか……結局BC(販売員)の夫の会社がどこまで理解があるかに左右される気がする。わたし自身も、こうだっていう意見がある訳じゃないのだけど、考え出したら止まらない無限ループ。2016/11/19

うさうさ

19
女性が働きやすい会社であるために資生堂が取り組んだあれこれについて。ライフワークの多様化でみんなが子どもを産むわけではないので、子育てママ社員だけを特別にするには限界があるというのはその通りだと思うけど、そもそも論として、子育てと仕事の両立は何で女性社員だけの問題なのか?子育て男性社員は何で何も変わらずそのまま働けているのか?育休や時短勤務なと子育て支援制度を利用するのは何で女性社員だけなのか? 男女の役割意識の問題がほとんどを占めているのではなかろうか。2018/08/23

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