内容説明
元・フジテレビ映画部長兼プロデューサーの映画人生奮戦記。日本映画黄金期の思い出から、テレビ局初の映画製作秘話、黒澤明や勝新太郎らとの出会いetc.日本映画の裏表満載!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
68
テレビのプロデューサーだった著者が映画のプロデューサーとして活躍を始めた頃からの映画開拓史。映画を通して交友のあった多くの俳優や映画監督との思い出、映画を支えるプロの職人たちとその仕事の役割が綴られている。勝新太郎や石原裕次郎といった俳優の大物ぶりや黒澤明、市川崑といった映画監督としての厳しさ、映画のスタッフは知っていても具体的にどんな仕事をするのかを知ることが出来た。現在の映画と違い昔の映画というのはまさに手作りという言葉があてはまると感じた。2017/09/26
tkm66
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「テレビ局が映画を作る」と云う文化的な意義を改めて考えさせる一冊。2013/02/04