内容説明
時には飼い主さんの深い愛情に涙し、時にはドロドロした人間関係を目の当たりにする。ほぼ歩き通しの地味な仕事だが、身の危険を感じることも。ペット探偵歴15年の事件簿から公開!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
40
以前、ドラマになっていたのを観て興味がわいたので借りてみた。キツイ、汚い、危険の3k労働のペット探偵という職業。ただ探すだけじゃなく、飼い主との関係に四苦八苦したりペットが遺体で見つかるなど想像以上にドラマがあり驚くことばかり。著者のペットを探す真摯な姿と諦めない姿に感動。2020/06/05
まつじん
17
題名はアレだが内容は違いますからね~。でもどうしても飼う人間側のドラマの方が中心になるよね。2014/05/25
ネムコ
12
とても面白かった。ペットが行方不明になった!時、最後の手段として呼ばれるペット探偵。その期待を一身に背負ってペットを探す藤原さんは、聞き込み、ビラ貼り、時には気象庁へも問い合せて追跡する(落雷の位置や風向きなど)。感動の再会で終わることもあれば、悲劇的な結末を迎えることもあるこの仕事は心身ともに消耗する。新入社員が入っても、長くて一年で辞めてゆくくらいハードな仕事を、もう15年も続けている藤原さんはとても生き物が好きな人で、その生き様も波乱万丈。猫や犬の好きな方にオススメ。2013/08/12
arisaka
6
行方不明ペット捜索を受けるペット探偵業務。日本全国呼ばれればどこでも駆けつけるというのが、一番驚いた。渋谷のスクランブル交差点でも、山奥でも、地道に歩いて探す。好きなだけじゃできない仕事だけど、好きじゃなきゃできない。ペットに絡んだ歪んだ人間関係、とんでもない飼い主。いろいろだなあ。2013/10/06
timeturner
4
センセーショナルなタイトルとは裏腹に、大袈裟なところのない真面目な内容だった。動物好きの人なら楽しく働けそうなんて思ったのが大間違いで、肉体的にも精神的にもハードな仕事だったので驚いたけど。とにかくペットは逃しちゃあかんね。2017/11/02