竹書房怪談文庫<br> 拝み屋備忘録 怪談双子宿

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竹書房怪談文庫
拝み屋備忘録 怪談双子宿

  • 著者名:郷内心瞳【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 竹書房(2018/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801913943

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内容説明

時が過ぎ、処が変わっても、今もここに居る怨念!
宮城の拝み屋に持ち込まれた戦慄の実話集!

東北でリアルに拝み屋を生業としている郷内心瞳が、自らの体験も含めた怪異の数々をしたためた一冊。誰がどのように届けたのかわからない、黒く煤けたダンボール箱の恐怖「宅配便」、魔除けの札を求めてきた女性の部屋にあったのは奇妙な人形。それに込められたおぞましい邪気とは「エコケ人形」、療養のために著者が訪れた山間の温泉旅館での奇妙な出来事「双子宿」など55話を収録。怪異は誰の身にも起こり得る。そして決して他人事ではないのだ――。

出版社からのコメント

宮城県出身・在住。郷里の先達に師事し、2002年に拝み屋を開業。憑き物落としや魔祓いを主軸に、各種加持祈祷、悩み相談などを手掛けている。2014年『拝み屋郷内 怪談始末』で単著デビュー。他『拝み屋怪談 逆さ稲荷』『拝み屋怪談 来たるべき災禍』『拝み屋異聞 うつろい百物語』など。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみきーにゃ

80
前作があたしの中では本当につまらなかったので郷内さんはもういいかな〜と思っていたけど、やっぱり見つけたら読んでしまう。心霊スポット巡りは全く興味ないけども、ホラー本は大好きなのでツケが回って来ないといいな。2019/06/03

HANA

70
実話怪談集。著者の場合、文章が淡々として起こった出来事をぽんと置いておくような印象を受ける。話の内容的にも起きている出来事がこちらも割と淡々としているので、何となく引っ掛かりが無いようにも感じられた。最近実話怪談の主流となっている奇妙な話系って、常にこういう危険性を孕んでいるものなのかなあ。読み過ぎた弊害もあるかもしれないけど。面白かった所は、やっぱり「エケコ人形」のアレが挙げられる。怪談とはちょっと違うけど、こういうビジュアル的に驚かされるのも悪くはない。でもやはり全体的にあっさり目だったのが少し残念。2018/04/03

眠る山猫屋

52
ハニワになつかれたり、蝉に助けられたり。一番怖かったのは、序文かも。怪異は、見えない感じない人でも、貰い事故は有り得るんだよって・・・。これは怖い考え方だ。2018/12/12

47
Kindle無料。郷内さんが読み放題に入ってた!ラッキー♪郷内さんの体験よりは、ほとんどが聞いた話を集めたもの。怖い話として聞くと大した怖さではないんだけど、自分が実際体験したら怖いだろうなぁー。助けてくれたセミと、復讐してきたザリガニが印象深かった。2018/08/05

あたびー

46
実話系の怪談を愉しむと言うのは実に身勝手な娯楽だとは思う。愉しんで読みながら、その実自分の身にそんなことが起こってしまうのは、絶対避けたいと思っているからだ。今回は、霊感がないと思っている人でも安心はできないと言うエピソードが集めてあるということだ。こんな目には絶対会いたくないのだけれど、現象はバリエーションに富んでいて読むほどに興味をそそられる。表題「双子宿」は、著者が自ら体験した、温泉宿でのイヤな怪異。宿泊施設に双子の少女が出るといえばオーバールックホテルだけれど、こっちのほうが更にイヤだ。2021/03/10

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