内容説明
日本を脅かす北朝鮮の核ミサイル、北朝鮮・中国に急接近する韓国、裏側で進む在韓米軍撤退計画……。そのすべては、南北連合国家というシナリオにつながっていた!
知られざるしたたかな韓国と北朝鮮の戦略について、半島情勢を熟知したエキスパートが、歴史、国際関係、文化論を総動員して緻密に描き出し、日本人に警鐘を鳴らす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
河童
5
韓国は社会主義体制に向かってまっしぐらということを確信しました。既に金大中の政権の時から、左翼思想に傾倒していたことには驚きで、その傾向は文政権に至ってさらに強化されている。私が心配していた韓国の「排他的な自民族中心主義(自民族優越主義)」にも触れています。反日思想の根源もそこにある。さらに懸念すべきは北朝鮮が最初から核を廃棄する気がないこと、もともと韓国にも核保有願望があること。北と南が統一したら、北東アジアの安全保障が完全に破壊されますね。核を維持した統一朝鮮は狂気の沙汰、気〇いになんとやらです。2019/09/09
トラ
5
著者が韓国出身ということもあり、実感のこもった論調だと感じました。しかし、歴史を追って見てみると本当にややこしい道を辿っているなぁと感じました。米韓、米朝関係については新しく知ることが多かったので、きちんと理解できたかどうか……。ただ、北朝鮮が約束を破り続けることと、今と全く変わらない恫喝外交を続けてきたことだけはよく分かりました。2018/05/13
西澤 隆
3
呉善花さんは元韓国軍人だし「漢江の奇跡」から今に至るまでを日本から眺めてきたひと。だからこその丁寧な韓国政権と北朝鮮、6カ国協議参加各国との関わりのまとめは朝鮮民族ではないひとにとっての「なぜそうなっちゃうの?」をうまく説明するわかりやすいもの。一方で他の国のヒトである僕らにとっては「そんなことあったっけ?」なこともたくさんあって、所詮他の国のことへの真剣度ってそれくらいなんだなあ(つまり、他国のひとにはわからないコトってあるんだな)とあらためて思う。日韓の歴史の転換点になるかもしれない日に読了しました。2018/10/30
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