ハヤカワ文庫NV<br> アベルVSホイト

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ハヤカワ文庫NV
アベルVSホイト

  • ISBN:9784150414283

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内容説明

未解決事件の真相を探る探偵アベル夫妻は、殺し屋のホイト夫妻に命を狙われることに。駆け引きとアクション満載の痛快サスペンス

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

momi

49
設定は面白い!少し違う設定の映画ですが「Mr.&Mrs. スミス」のような感じを期待していたので、もっと歯切れの良いテンポで激しく二組の夫婦でぶつかって欲しかったです!期待してたより銃撃戦も少なく、ちょっとドキドキ・ハラハラ感が薄いように感じました。元刑事の探偵夫婦VS殺し屋夫婦が激突するアクションものと言うことで…ある大雨の日に排水管から男の遺体がみつかり事件を調査することになった探偵夫婦。調査の妨害、探偵夫婦の殺しを依頼された殺し屋夫婦!立場は大きくちがうけど2組とも夫婦仲が良くて微笑ましいです!2018/02/25

あさうみ

32
1年前の殺人事件を追う元刑事アベル夫妻と、その暗殺を依頼される軍人あがりの殺し屋ホイト夫妻がぶつかり合い追い追われる。もう少し展開のスピードが欲しいかな…映像化に向いてそうな作品だと思う。それにしても両夫婦とも、「あれ?私が読んでいるのはハー○クインだっけ?」と思うほどラブラブでした(笑)2018/03/30

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

28
私立探偵夫婦と殺し屋夫婦の対決。最初は殺し屋夫婦が押してて、どこかで逆転するぞ、と思っていたが話が中々進まない。探偵夫婦が本来の調査を始めやっと事件が動き出す。闘いの果てに両者とも家を失い、新たな敵に向かう。どちらも妻がかっこいくて、別に亭主がいらないのではないか、と思いました。どちらも夫の事をベタ惚れしていて、それがちょっと、けっ、と思いました。2018/11/27

こなつ

25
アベル夫妻がバランタイン殺害犯人探しを請けてから殺し屋のホイト夫妻に狙われる前半、そして後半はダイアモンドの国際的窃盗犯組織まで登場し、疾走感のあるストーリーだった。終盤にまさかのホイト妻がアベル妻を助けるシーンがあり思わず読み間違ったか⁈と読み返した。 ホイト夫妻が殺し屋を辞めて、子育て出来るような場所見つかるといいなと思う。 それにしても、金銭欲って怖いなあ、使い切れないほどのお金手に入れて命狙われるってイヤだなあと凡人過ぎる感想になるけどそう思う。2018/04/13

ネコベス

21
元刑事の私立探偵アベル夫妻は一年前にある企業の社員が遺体で発見された未解決事件の再調査を依頼された。早速調査を始めるが、その都度銃撃され調査を進められない。殺し屋の夫婦ホイト夫妻はアベル夫妻を殺害する依頼を受けていた。探偵夫婦と殺し屋夫婦が激しくぶつかり合う。プロの殺し屋の割にホイト夫妻の仕事が大雑把で規律が欠けている印象。アベルとホイトが接触する前半は緊迫感があって楽しめたが、中盤アベル夫妻が被害者の身辺調査を始めるあたりは完全に中弛みしている。ラストも場当たり的で爽快感が足りず物足りなかった。2018/06/14

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