内容説明
あの激烈な戦闘から4年後、「ファージ」と名づけられた有機生命体に対し、ついに戦力を整えた人類は、猛然と反撃を開始するが!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
18
前回の壮絶な勝利から4年後、新鋭のスターウルフ級駆逐艦<アレス>の艦長となり、同型艦5隻からなる第9戦隊の指揮官となったジャクソン・ウルフ大佐の物語。今回の主敵は異星人より政治かな。翻訳が悪いのか、相変わらずなんで駆逐艦が主力で大佐が艦長なのかわからないが、今回はドレッドノート級戦艦が登場するのでバランスはとれる...かな? なんにしても、三部作の真ん中、ラストはあららだけど、お話的にはシメがない。3巻を読め、ってことですな。2019/04/30
わたなべよしお
16
やはり、三部作の真ん中は中弛みするのか。一作目はほぼ純粋なスペースオペラ、活劇だったが、今回は途中から「政治」的な動きが長めに続き、興を削がれた。ラストになって予想外の出来事が起きて、三作目に期待を持たせた。読まねばなるまい。2018/04/02
わたなべよしお
11
「3」を買ったので再読。いろいろ思い出しました。第3の異星人が登場していたのですなあ。やはり、繋ぎ感が強いですね。2018/08/12
klu
8
土壇場でカッコよく騎兵隊の登場という感じでしょうか!”彷徨える艦隊”にちょっとストーリーが似てきました。2020/03/08
SINKEN
8
【総評】★★★★★【感想】思ってもみなかった展開だけど、これはこれで全然面白い。2巻目がこれだけ盛り上がる作品ってのも今まであまりなかったかも。3巻に向けてのラストの伏線とプロローグのしかけも見事でますます期待が高まります。間違いなくこれまで読んだ艦隊ものの中で上位につける作品。銀英伝を引き合いに出すのは筋違いとしても、それに勝るとも劣らない戦略と駆け引きは読んでいて興奮します。それにしても艦長って色々大変だな、、2019/06/05