内容説明
中飛車破りの決定版!
本書は先手中飛車に対して角道を開けずに左美濃に組んで戦う、新しい指し方について、この戦法のスペシャリストである都成竜馬四段が解説したものです。
角道を開けないことで先手の切り札である▲5四歩からのさばきを封じ、相手の弱点である角頭を攻めるのが本戦法の第1の狙いです。
さらに自らの角は△1四歩~△1三角と端から活用します。この角の強烈なニラミと右銀、右桂の組み合わせで先手中飛車を粉砕するのが第2の狙いとなります。
先手中飛車に攻められっぱなしの方には朗報となる、画期的な戦法です。
また、著者は多くの戦型において「都成流」と呼ばれる独特の指し方を編み出してきた都成竜馬四段。その独創性は「角道不突き左美濃」においても存分に発揮されています。プロ間でもまだ新しいこの指し方をライバルにぶつければ、正確に対応できる相手はほとんどいないはずです。
本書でぜひこの戦法をマスターして、レパートリーに加えてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kinaba
1
実践譜の最初の3例が、著者が本の戦法の相手側を持ってて負けてる例というのなかなか面白いな2018/08/08
まんまるまる亭
0
「中飛車相手に左美濃で攻められるなら有利だよな」と思ったから買った。読んで不思議だったのは、バランスのよさを誇る中飛車の陣形が居飛車の端角でボロボロになるところだろう。居飛車の右桂と飛車先の突き出しを組み合せることでそうなってしまうのだが、まるで手品のように感じた。実戦で使おうとすると右桂を跳ねるタイミングが今一つ掴めず、意外と高段者向けの戦法なのだなと思った。2018/12/30
み
0
やっぱり中飛車側は5五歩保留しかないよなぁ2018/05/08




