- ホーム
- > 電子書籍
- > 絵本・児童書・YA・学習
内容説明
そう、「よいこと」ってのは、自分が心の底からほんとうに望んでいることなんだ。でも、弱いと自分が望んでいることも言えなくなる。仲間外れにされるのがこわいから、全部他人の意見に合わせる。ぼく(わたし)はこれでいいんだ、と言い聞かせても、じっと自分自身の声を聞いてごらん。「これでいいわけない!」っていう小さな叫び声が聞こえてくるだろう? なぜなら、それはきみのほんとうに望んでいることではないからだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さおり
60
図書館本。大学生の時、授業で習った哲学も全然わからんわーと思ったけど、有名な先生が中学生にもわかるようにと書いたこの本を読んでもやっぱ全然わからん。読むほどに、むしろわからなくなるな。2016/09/15
テツ
29
こども向けの哲学本。中島先生ご専門のカントについて等解りやすかった。こどもの頃はドラえもんがいたらいいなあと思っていた。でも今こうしてオッサンになるまで生きてきて振り返ってみると、ドラえもんがいなくても便利な道具がなくても、自分は自分の人生を自分だけで創り上げた自分自身を武器に歩いてきたんだなと感じる。思考すること。脆く崩れそうな思考を少しずつ少しずつ鍛え上げて世界と対峙すること。強く美しく在ろうとすることを忘れないこと。何度負けようと汚れようと忘れないこと。2018/10/17
ナチュラ
23
タイトルほどドラえもんとは関係ない。 のび太のようにドラえもんに頼るのではなく、あなた達は自分で考えなさいという意味なのだ。 中学3年生の生徒たちに中島先生が哲学について講義する内容。 なぜ、ウソをついてはいけないのか? なぜ、死んではいけないのか? なぜ、生きるのか? など、考えれば考えるほど わからなくなる。 あたりまえのことを深く考えるのが哲学。 やさしく哲学を学べる。2017/08/23
ちさと
18
厭世的でありながら「戦う哲学者」とよばれる中島先生が、なんと子供向けに哲学本を出してるぅぅぅ!!?だ、大丈夫なのかな?これは読んでみないと。子供たちとの対話方式でカントの哲学を紹介。中島先生が子どもたちを褒めてるのが違和感がありすぎてww本書の核心はカントの道徳論。完全に道徳的に良い行為はできない、でも「ない」と諦めるのではなく、どうせ死んでしまうと分かっていても、「よい自分」を目指して生きていくべきと言うもの。カント哲学の入門書として大人は楽しめるけど、子どもにはどうなのかな。感想を聞いてみたい。2025/04/08
にこにこ
9
真理を追求する生き方はできそうにないな。だって真理の扉を開くと手足を持っていかれるし。悟りも開けそうにないし、美しい生き方も難しいかな。でも、どんな生き方にも未来に続く意味があるんじゃないかと思っている。2019/02/28
-
- 電子書籍
- 払いの聖女~悪役令嬢が無双したあとの世…
-
- 電子書籍
- 阿部くんに狙われてます ベツフレプチ(…
-
- 電子書籍
- タケ小山 こうすればアナタはゴルフが上…
-
- 電子書籍
- 航宙軍士官、冒険者になる ―
-
- 電子書籍
- ニュートリノ天体物理学入門 : 知られ…