内容説明
トラック事故でドン底の人生を終わらせた少年・カイトは、転生して早々に“異世界転生取締局”の少女・イズミと対峙する。チート能力も通用せず完敗した彼は、現世への送還を免れるため、取締局の一員として転生者たちと戦う道を余儀なくされる。世界を渡るちびっ子・ナベブタを加えた三人のドタバタ珍道中! 世界を超えて転生者たちをばったばったと送り返す! 異世界×異世界×異世界ファンタジー!!
目次
プロローグ
第一章 ストップ! 異世界転生!
第二章 異世界転生取締局のお仕事
第三章 泡沫の夢
第四章 お風呂は心のなんとやら
第五章 異世界の英雄
第六章 二人の異世界転生者
エピローグ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nawade
9
★★★☆☆ 異世界に悪影響を与える転生者たちを送還する異世界転生取締局の活躍を描いた異世界×異世界×異世界ファンタジー。異世界でハーレムを目指すわかりやすい転生者から地味な能力で人々の幸せを願う転生者まで、彼らが異世界に何を及ぼすのか、異世界転生は悪なのか、取締局の行動は正しいのか?を問う流行りの異世界転生ネタを違ったベクトルから描いた意欲作。主人公は共感を持てる等身大の少年で、その彼を通じて転生者の影響が描かれている。後半の展開はなかなか意表をつかれたもので楽しめた。2018/03/03
真白優樹
8
昨今の世界に於いて今や主流とも呼べる異世界転生。転生した彼等は大抵の場合、異世界に於いて何かを為す。だが、それはその異世界に於いて救いなのか。異世界に於いて転生者いう異分子は必要なのか。そんな異世界系物語へのアンチテーゼ、一つの指摘を突き付けるこの物語。目線を持つのは異世界側、そして転生者を見つめる事となる等身大の少年。そんな寄り添える目線から語られるからこそ、この物語は口に合う面白さがあるのかもしれない。見事に事件を解決した凸凹トリオ、彼等の次なる相手とはどんな奴等か。 次巻も須らく期待である。2018/03/05
よちたか
7
タイトルやあらすじから、伊藤ヒロのやたら長いタイトルの作品のように、異世界転生もののお約束を逆手に取ったコメディ要素の強いパロディかと思っていたのだが、予想に反してかなりシリアス。異世界転生もののセオリーを、転生者ではなく異世界側の視点から切り取って見せた手腕はお見事。ジャンルとしてやり尽くした感があったが、まだこんなやり方もあったのかと感心した。ただ、あとがきにもあるように、異世界転生もののアンチテーゼとして賛否ある内容だと思うので、読む人を選ぶかもしれない。実際、読書メーターの登録者数も少ないし。2018/03/24
リク@ぼっち党員
7
これは面白かった。異世界転生によって世界が歪む方に焦点を当てた作品。救世も発展も、歪みといえば歪みだからなぁ。序盤で取り締まらなかった例を挙げることでグッと物語に引き込まれたし、異世界取締局で働くイズミの誇りを感じられた。その結果が終盤まで影響していた構成もGOOD。キャラも良かった。カイト、イズミコンビの掛け合いのテンポがよく、ナベブタは最初は鬱陶しく感じてたけど徐々に可愛いやんと思えた。何よりヤンデレ好きとしては彼女がドンピシャすぎた。心の中グチャグチャの状態でも愛を叫ばれるとかマジたまんねえっすわ。2018/03/03
numami
1
宇宙を異世界に置き換えただけの星間調停ものなのでは…? なぜ異世界の人間が人間型なのかも精神構造がだいたい同じなのかも説明せず世界観の説明を放棄しているから、調停機構の正当性が全く証明されていない。っていうか勝手に異世界滅ばせればいいじゃんとしか言いようがないんだけど。2026/06/12




