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内容説明
ママが通訳の仕事をしている花梨ちゃんは鼻高々。でも、友だちのりっこが、「希子のお母さんのほうがずーっとすごい」って言い返した。お母さんは看護師さん。次の日、花梨ちゃんから、「看護師ってー、3Kって言われてるんだよねー」って言われた。その意味は聞けなかったけど悔しくて……。「お母さんが看護師でよかった」って言うお父さんは、その意味をわたしに教えるために、お母さんが働く病院に連れて行ってくれたんだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chimako
80
看護師関連の本が読みたいという生徒のリクエストで借りた児童書。お母さんが看護師をしている希子が「看護師」という仕事に関して考える。友だちに「看護師さんは3Kだ」といわれその意味を聞き少し憂鬱になった希子をお父さんがお母さんの働く病院に連れていってくれる。そこで出会った少年の話、売店で会った友だちのお母さんの言葉で看護師さんの3Kは「感謝」「希望」「かっこいい」と気づく。コロナ下での看護師さんの仕事振りに胸を打たれた人も多いだろう。だが、看護師不足で閉鎖する病院もあるという。働き方改革はまずはここから。2021/10/29
南
18
子どもの頃、自分の親の仕事が低く見られ、悔しい思いをした人、多いと思います。その仕事を、親世代の方から感謝されることで、主人公の女の子は大きく変わりました。人の嫌がる仕事をしている(と思っているだけかも)大人が読んでも、励まされるお話。2018/05/19
須戸
16
看護師ではないが、自分も3Kと呼ばれる職種だから大変というイメージを持たれている。人の命に関わるから危険で大変なのは確かではある。だが、それ以上の真実は、「職場にいる方々には元気でいて欲しい」、「一緒に仕事をしている職員とは別れたくない」である(何番目も後に他の仕事は自信がないという理由がある)。だから、この本には共感できる点が多かった。ただ、予定ではずっと先とはいえ辞めないといけない未来はいつか来るため、そのときはどうすべきかと考えた。3Kと呼ばれてはいなくても条件を満たす人の意見を知りたいとも感じた。2021/08/18
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
18日の5年生のブックトーク授業ように選本。『冬休みに読む長めの本』のリクエストがありました。みんな長めの本を好むとは限らないので、『おしごとのおはなしシリーズ』から数冊選本しました。 希子ちゃんのお母さんは看護師さん。お友だちから3k(きけん・きたない・きつい)という言葉を聞いて、お母さんの仕事について考える…。2020/12/16
どら母 学校図書館を考える
12
このシリーズ、やっぱり面白い‼️2019/04/27
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