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内容説明
“ちいさこ”と人が紡ぐ、大人のための童話
森に棲むといわれる“ちいさこ”たち。絵本好きな少女、恋愛小説家と編集者、引きこもりの男子中学生……生きる時代も性別も立場も違う人間たちが“ちいさこ”に出会い――？“ちいさこ”と人間の不思議な体験が詰まったファンタジックオムニバス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
93
ああ、これはおすすめ。「ちいさこ」と呼ばれる小人たちと人間とのふれあいを描いた連作集。小玉ユキさん、やっぱり好きだあ。「坂道のアポロン」とはまた違う魅力。登場人物たちが誠実な雰囲気なのがいい。「ちいさこ」の設定は色々な伝承や物語を上手くミックスした感じですね。どのエピソードもほっこり。これで終わりなんてもったいない。2018/03/15
ままこ
79
ちいさこ達と人の温かいふれあい。夢のある優しく素敵な作品だった。こういうお話好き♡【みどりの日読書にふさわしいみどりの表紙】2019/05/04
あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です！！(≧▽≦)
39
アリエッティ？(；￣Д￣）？2018/03/20
ちいこ
38
お借りして。こういうお話大好き。切なくて癒された。2018/07/25
ぐうぐう
35
ちいさこという名の小人。大人になると見えなくなるちいさこ。恋を知ることでも見えなくなる。見えなくなる理由がきちんとあるように、ちいさこが見えるのにもちゃんと理由が存在する。そんな、ちいさこが見える人とちいさことの交流を描いたオムニバス。凝った仕掛けがあるわけではない。逆に、どこかで読んだような、見たような展開が多い。けれど、小玉ユキが描くと、真似ではなく、そこに懐かしさを覚えさせるのだ。小玉ユキの優しさをたっぷりと感じることのできる最新作。2018/02/10
