内容説明
アメリカサイバー防衛の拠点、カーネギーメロン大学Cylabでフェローを務め、サイバー戦争と次世代防衛技術を長年研究し続ける、天才認知科学者による渾身の書! 複数の政府顧問を務めるなど、独自ルートで得た最新情報を根拠にした、「未来志向」の国防論。核実験、ミサイル発射に端を発する2017年の北朝鮮危機、日中間の火種となりうる尖閣諸島問題など、日本を取り巻く安全保障環境は著しく緊迫しています。土壇場の局面に対峙しても、我々日本人の中には「国防の意味」「戦争行為とは何か?」といった世界の常識が、欠落したまま、どこか他人事の様相すら呈しています。世界の常識がないまま重ねられる国防の議論は、誤解と無知から日本を再び滅亡に陥れるものになってしまうのです。そうした現状に危機感を覚えた苫米地英人が、日本の未来を決する国防の在り方を緊急提言! 最新情報を限界まで入れ込んで執筆した至高の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tenouji
9
面白かった。外交こそ戦略的に考える必要があるんだが…2018/03/23
こも 旧柏バカ一代
7
日本の国防がトンチンカンだという事がよく分かりました。勇ましい事ばかり言ってるけど実力が伴ってない。2019/01/06
huskyvoice
4
いつもの通り抽象度の高い、広い視点からの解説に唸らせられました。275頁 約2時間2018/01/01
Shinsuke Mutsukura
3
これが理解できないようなバカしかいないのが日本人だ。敵国条項の削除の努力をなぜしないのだろうか。 こんな国は遅かれ早かれ亡びるだろう。 しかし、バブルの時に海外のビルだのを買収して調子に乗ったのは、愚かとしか言いようがない、今のChinaを笑えないだろう。 あの時が、いろいろな意味でチャンスだったのに...2018/12/13
Arowana
3
(メモ1)/対日独伊に戦勝国が策定した『敵国条項』(攻撃の「兆し」があるだけで先制攻撃出来る)はNATO無所属の日本だけ非免除であり常任理事国+加盟国の2/3以上の基準が必要な為拒否権により否決→再度国連脱退後再加盟しか手はない?/米の不沈空母(衛星国=空母に搭載される航空隊は米軍。日本はその甲板)としての日本は交戦権はないが冷戦時の米への後方支援目的に限り武装可という米の国益の為だけに恣意的かつ出鱈目に作成されたものに過ぎない→日本は戦争しないのではなく(米の許可なしには)「できない」国である/GHQの2018/03/19