内容説明
脳、人工知能を専門とする科学者として活躍。イエール大学で人工知能の父、ロジャー・シャンクに師事し、コンピュータ科学分野世界最高峰と名高いカーネギーメロン大学で、全米4人目、日本人初の計算言語学の博士号を取得。NASA、アメリカ国防総省など超有名機関にも導入されているコーチングの権威、各国政府ともつながりをもち、世界的には経済学者としても名を馳せる──。超人・苫米地英人が「2050年の未来図」を大胆予測。社会構造、政治、経済、戦争、ビジネスほか、気になるテーマの本質を、世界・日本両面から縦横無尽に紐解いた。 ■平均寿命120歳時代到来! ■経済、行政、国防……、世界はサイバー空間を中心に再編される ■巨大資本による仮想通貨が流通し「円」や「ドル」と同様の価値を有する ■“マルタ騎士団”のようなバーチャル国家が国連に加盟 ■5次元サイバー戦争など当たり前、次はマインドハッキング ■超人工知能時代の歩き方……etc.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たばかる
19
技術的な面と経済的な面からの社会変化予想図。延命技術で富裕層ほど長生きし階級固定化。大企業が仮想通貨や専用サービスを提供し、それぞれの通貨圏で仮想国家が形成される。言ってることは分かるけれどついていけないのがいつも通り。啓蒙要素もいつも通りで「ウォール街の手の平の上から脱するには」とかで流し読み。2019/07/06
はふ
15
昨今、人工知能の技術が本格的に発展を遂げ、自動運転技術が現実的なものになってきた。しかし、自動運転技術の開発自体は、1980年代に既に完了していたという事実は多くの人が知らない。これから起こる10年、20年先の未来は既に、世界の権力者である金融資本家達により決められている。そして、今後さらに一般人と金融資本家達の間の格差が更に拡がっていく。そんな中で私たちには、30年、40年の未来を読み解いていく思考が必要とされる。これからの未来は誰もが想像のつかなかったようなことがあっさりと起こるようになる。2022/10/28
こも 旧柏バカ一代
11
苫米地ワールド全開。マジで攻殻機動隊の殺伐とした世界じゃんか…2019/01/04
Kokichi
10
苫米地さんの思い描く2050年、想像がつかない内容なので非常に興味深かった。テクノロジー発展による海外への通勤、サイバー戦争勃発、日本人口3億人の内、5000万人が純日本人等思いつかない発想ばかり。その未来に対し自分は何ができるのか、それを考えさせられた。この本でも自分のしたいことを仕事にしなさいと主張されている。その好きなことを見つけるのに苦労してサラリーマンになっている人が大半であろう。僕もその一員である。とりあえず興味ある分野に副業、 ボランティアで挑戦し、小さく足を踏み出すことが今できることかな。2019/10/29
higurashi_jp
9
ミサイルや核による戦争は現時点でもはや時代遅れなんだな2020/02/13