角川文庫<br> カサンドラ

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角川文庫
カサンドラ

  • 著者名:桑原水菜【著者】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • KADOKAWA(2018/02発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041062579

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内容説明

昭和28年夏。かつて日本海軍の空母だった豪華客船は、世界を震撼させる“秘密”を抱え出港した。絶海の船上での、男たちの壮絶な諜報戦。誰が敵で誰が味方か。日本の未来を問う、著者渾身の衝撃作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

はるき

34
武骨で硬派で不器用。ある意味、女性が理想とするスパイ小説でした。膿んでいく気持ちや、底冷えする不安や葛藤が好き嫌いを選びそう(私は好き)2018/03/15

青蓮

18
戦後8年経った日本を舞台としたハードボイルドなスパイアクション。終始シリアスでハラハラさせられるストーリー展開ですが、纏め方が大変美しいです。今までの作風とは異なるジャンルですが、随所随所で桑原水菜らしさが感じられる作品です。男性向け≧女性向けな印象を受けました。スパイアクション好きな方にオススメできます。「炎の蜃気楼」が好きな方も好きになれるかも。2018/03/04

Moeko Matsuda

15
勝手に「ライトノベルの名手」として認識していた著者によるあまりの骨太な小説に度肝を抜かれてしまいました。戦後の日本で、癒しがたい傷を抱える男たちの航海が始まる。出てくる奴らが一人残らず信じられなくて、もうどんでん返しに続くどんでん返しの連続で、息つく暇もない…!時代考証もどうやらしっかりされている様子で、かつテーマとしては現代社会が抱えるど真ん中なソレ。読み応え満点で大変オススメだが、そこそこ過激な暴力シーンなども含まれるので、心臓が弱い人は注意した方が良いでしょう。2018/07/15

紅羽

9
豪華客船で勃発する連続殺人とスパイの陰謀が渦巻くミステリ作品。戦後から8年という混沌とした時代背景の中、様々な国の思惑に翻弄され、やがて浮かび上がる真実。後半にかけて徐々に謎が解明されるにつれ増える犠牲者。やや気が重くなりますが、スリリングでゾクゾクする展開に目が離せなくなりました。2021/03/29

keisuke

7
「ジョーカーゲーム」みたいなんかなと期待したんやけど、勝手な勘違い。あまりハマらんかった。入江が殺人事件を突然操作しだすのが何故、とかスパイの多いこと、とか一々気になってしまった。2018/03/30

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