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内容説明
斯界の第一人者が、35年近くの〈ことわざ拾いの旅〉から「埋もれた名品」200本超を厳選。
「花の下より鼻の下」「心太の幽霊をこんにゃくの馬に乗せる」――
表現や語感の良さ、言い回しの妙はもとより、成り立ち、使われた文芸作品、時代背景などの蘊蓄を駆使しつつ、絶妙な譬えを有する面白おかしい“庶民哲学”の世界を紹介する。
ことわざを視覚化した絵画やカルタも多数掲示。声に出して読め、見て楽しめる珠玉の読本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
116
知らないことわざ満載。普段話しているときにことわざを使っているのだろう。 思いだせば「善は急げ」くらいか。タイトルには辞書から消えたことわざになっているけど元々載っていなかったものもある旨が書かれていた。読んでいくとけっこう謎掛けみたいのもあって面白い。「人間は四百四病の入物」、「娘の子は強盗八人」「百人を殺さねば良医になれぬ」「ナメクジが足駄をはいて富士の山へ登る」「金平糖の綱渡り」「トンボの鉢巻」「あかん弁慶、その手は義経」「下手な大工でのみ潰し」他言葉遊びも多い。意味は検索すると出てくると思います。2022/01/01
メルル
24
書物などに掲載されたことはあっても、辞書に掲載されることの無かったことわざ集。作家などが独自に生み出したであろうことわざがあったり、独特で妙な言い回しだったり面白い物がたくさん。どんなことわざだって初めは誰かによって作られた。そう考えると、ここはメジャーになること叶わず消えて行ったことわざの墓場であり、最後のもがきの場かも知れない。たいていのことわざは、他の言い換えが利く物ばかりで、必要性を感じない。でもヘンテコな物が多く、こちらの方が子ども時代に覚え易かったのではないかと思う。2018/04/23
MJ
11
子供の頃、諺とか四字熟語とか古事成語とかに詳しい女の子が好きでしたー。でも、実際の社会生活では、なかなか使わないよね。☺️2020/04/12
span
7
こんなことわざがあったのかと新鮮だった。うどん蕎麦よりかかの傍こんなことわざ誰が作った!2024/06/15
阿輸迦
6
そもそも辞書には登録されたことはないことわざ、と思う。聞いたことないことわざ、多し。面白かったのは、黒焼きにせねど小判は惚れ薬、という江戸時代の川柳。2018/12/02
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