平凡社新書<br> 一神教とは何か

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平凡社新書
一神教とは何か

  • 著者名:小原克博
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 平凡社(2018/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582858655

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内容説明

唯一神を信じるキリスト教・ユダヤ教・イスラームが世界の政治・社会・経済に与える影響はきわめて重大かつ重要である。一神教に馴染み薄い日本の読者に向けた、最新・最良の解説書。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホシ

14
多くの日本国民には馴染みの無い唯一神を信奉する宗教。しかし、世界の過半数は一神教の信者であり、人口減少で今後、外国から労働者を受け入れざるを得ない日本は、そうした一神教の信仰を生活の基盤に据える人々と接しなければなりません。この情勢を鑑みる時、日本人が一神教を理解することの重要性は決して小さくありません。本書は私たちの一神教理解の手助けとなる良書です。実に示唆に富む内容は消化しきれていない部分も正直ありますが、私の魂の深い部分を容赦なく揺さぶってきます。2018/05/27

活字の旅遊人

9
頭では、理解できる気がします。合理的なのかもしれません。でもやっぱり僕は、ダメです。2020/01/20

4
おぅふ。まさか発売から1月以上経過して7件しか登録がないとは…。確かに新書にしては少々堅い内容だったかもしれないが、予想以上の過疎り具合に驚き。最初は一神教vs多神教という構図で、ある程度比較俯瞰する内容かと思っていたが、一神教三兄弟の差異と世俗国家との拘わりを解説する内容だった。そして一神教という十把一絡げにした「レッテル」によって、その多義性が見失われているから、個々を知りましょうね、と(一部)。至極真っ当であるが、示される「寛容」のあり方はよほど強く自己を律せられる人でも厳しいほど。うぅむ。2018/03/26

もるだん

1
宗教対立の争いのニュースをよく見かけ、一神教が争う理由を知るためにまず一神教って何?というところから読んでみることにした。 正直な感想は読むにはまだ早かった。宗教のことをほとんど知らない状態で読んだので難しい内容に感じた。 その中でも僅かに読み取れたのは、同じ一神教という立場(同一宗教内でも)でも考えが違うということと争いは宗教の考え方だけではなく複雑であるということ。 世界的にも一神教宗教を信仰している人は多いので、無関心ではいられないテーマだと感じた。2024/04/09

Thepixiepoop

1
キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の教理や戒律などについての基本的な解説がされているような入門書かと思っていたが、一神教と社会との関わり方、考え方について書かれており、気づきの多い一冊だった。自分の宗教に対する考え方のアプローチに新たなバリエーションをくれる一冊。2020/07/24

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