- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
今回のエディー流「ハードワーク」のキーワードは「ジャパン・ウェイ」。日本人の長所を最大限に活かし、短所を長所に変えることで、実力以上の力を発揮させる、エディー流の必勝法だ。「マイナス思考を捨てれば、誰でも成功できる」「向上心のない努力は無意味」「“完璧”にとらわれるな」「戦いに興奮はいらない」など、彼のメッセージはビジネスにも役に立つものばかり。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
venturingbeyond
22
自らのルーツの一部が日本にあり、パートナーも日本人であるエディにしても、ちらちら見えかくれするオリエンタリズムとエスニック・ステレオタイプが興味深い。一方、積極的に異文化に飛び込み、ナショナル・チーム自体がナショナリティを基盤としない多様性を基底にもつラグビーというチームスポーツで、オーストラリア、南アフリカ、日本、イングランドと関わったチームですべて成果をあげているトップコーチが、何をコアバリューとしているのかを伺い知ることができる一冊でもある。2021/11/30
ザビ
15
「日本が世界に勝つなんて絶対無理、どう考えても勝てるわけがない」この選手たちを導いてブライトンの奇跡を起こしたのはあまりに凄い。4年前の南アフリカ戦は何度観ても泣ける(NHK実況がいいんです、また)。どのようにその成功を掴んだのか、が明かされている。強いイメージを伴う明確な目標…目標の次はスケジュール決め…意識を変えるには褒めること…マイナス思考を捨てるには繰り返しの努力…2ヶ月おきに物事をチェック…活発な議論、日本人は何故か飲み屋笑…とにかく徹底したマインドセットで日本ラグビーは強くなったんですね。2020/07/16
takam
15
強い組織や個人を作り上げるための指導方法といったところの内容だった。世界で勝てず自信を失い腑抜けた日本人だったラグビーチームを強くした知見はビジネスにも活用できそうだった。リーダーは部下に欠点を気付かせる、タイミングを図って叱るなど指導の仕方として教師や部下を持つ上司は参考になりそう。チームの一体感を作り上げるだけでもかなり強いチームが作れることをこの本から学ぶが、それにはとてつもないエネルギーと情熱が必要だ。2019/12/15
あつ子🐈⬛
10
私のラグビー好きは2019年ワールドカップから。どこに出しても恥ずかしい"にわか"である。そんな私がエディ・ジョーンズさんのことを知りたいなと思い購入してみたのが本書です。驚くほど良かった!近年よく見る「自分のメンタルを守りながら働こう」的な優しい本ではなく(それもまた良し)クールなのに熱い。「努力は100%のものでないと、意味がありません。80%や50%のものなど、そもそも努力ではないのです」「戦いに興奮はいらない」「国歌をちゃんと歌えないチームが強かったためしなどない」…今の若手には響かないかもなあ。2022/10/12
たけたけっ
8
再読でハッとしたのは「何をすればいいかわかっているのに、それをしないことは、勇気がないからだ」。そうなんですな。そろそろ、しますか(何を?)。2023/09/11