内容説明
大好評『ウイスキーの科学』から8年、「ハイボール」「マッサン」のブームに沸いたジャパニーズウイスキーは、いま世界でトップランクの評価を得ている。そのまろやかな香味が「熟成」によって生まれるまでに「樽」という小宇宙の中では何が起きているのか? 人智の及ばない摩訶不思議な現象に、人智の限りを尽くして挑んだ研究の最新成果を満載して贈る、知れば知るほど旨くなるウイスキーの香りと味の科学!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鉄之助
143
「いのちの水」ウィスキーを科学的に分析した、初心者にもわかりやすい1冊だ。樽の中の小宇宙で起こる、不思議な発酵の世界が興味をそそる。連続式蒸留器を発明したイーニアス・コフィは、税吏でありながら「税金逃れ」をする蒸留器を開発したところが面白かった。2024/05/02
KAZOO
109
日本のウィスキーは世界でも五大銘柄にもなっていて最近ではかなり世界トップレベルにもなっているということのようです(ワインも同じようですね)。そのウィスキーについての科学的な解説をしてくれています。醸造学的な観点ばかりではなく、特に「熟成」という観点から説明されていることが理解しやすく楽しめました。2024/06/04
gonta19
107
2018/3/17 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2019/7/27〜8/5 ウイスキーの銘柄の本は読んだことがあるが、製法や熟成過程を科学的に分析した本は初めて。日本酒もそうだけど、やっぱり奥が深いや。味わって飲もう。2019/08/05
C-biscuit
16
図書館で借りる。空前のハイボール人気でウイスキーに注目されているが、そのウイスキーを科学的な見地から紹介している本である。また、歴史や種類、飲み方などの様々なことも紹介されている。科学ということで、化学式や分子構造など一般的には読みにくい内容も含まれているが、醸造、蒸留過程など酵母や菌の働きなどは、「もやしもん」の世界であるw。(かもすが懐かしい)ノーベル賞を受賞した大隅良典博士のオートファジーについてもウイスキーづくりの解釈に役立ってる様子である。当たり前なのであるが、オンザロックの意味がよくわかった。2018/04/26
魚京童!
10
キンドルは大変読みにくい。ぱらぱらめくって概略を把握することもできないし、ウイスキーなんて各国の特徴があるんだから、そこが読みたいと思っても、目次から移動するか、検索をするしかない。ブルーバックスはやっぱり本であるべきだな。2023/09/18
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