よくわかる音楽著作権ビジネス 基礎編 5th Edition

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よくわかる音楽著作権ビジネス 基礎編 5th Edition

  • ISBN:9784845631414

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内容説明

JASRAC×NexToneに注目!
最新事情が学べる著作権ビジネス本

2016年2月1日に設立したNexToneが著作権管理事業に参入し、長く続いたJASRACの独占的な管理時代に変革が起きています。本書はNexTone設立の経緯やJASRACとの違いなど、今まさに知るべき最新情報にフォーカスした、新装改訂版です。マンガを導入したケース・スタディ形式で、著作権の基本的な構造や法律理論から実際の運用方法に至るまでが学べます。実際に著作権ビジネスの現場で手腕をふるう著者ならではの見解や注意点などを盛り込んだ、1話完結型。必要な項目からサクサク読み進めることができる、著作権ビジネス本です。

*この電子書籍は固定レイアウト方式で作成されています。文字の拡大・縮小や、検索、ハイライトなどの機能は利用できません。

目次

[総論編]
1話 音楽産業の基本構造と権利関係
2話 レコード会社の役割1
3話 レコード会社の役割2
4話 プロダクションの役割
5話 JASRACの役割1
6話 JASRACの役割2
7話 NexToneの誕生とその役割
8話 音楽出版社の役割1─音楽出版社とは─
9話 音楽出版社の役割2─共同出版とは─
10話 音楽出版社の役割3─原盤権とは─
11話 音楽出版社の役割4─原盤権と出版権とは─
12話 替え歌と著作者人格権
13話 カバーソングと編曲権
14話 アレンジャーの権利
15話 P.D.と編曲著作物
16話 専属作家制度と著作権
17話 旧法時代のレコードの権利
18話 団体名義の著作物

[各論編]
■海外との関係
19話 JASRACの信託者と非信託者
20話 ベルヌ条約と万国著作権条約
21話 ローマ条約とWIPO実演・レコード条約
22話 外国曲の著作権
23話 戦時加算に気をつけろ!
24話 適法訳詞と著作権
■放送と著作権
25話 放送と音楽著作権
26話 実演家と二次使用料
27話 レコード製作者と二次使用料
■CMと著作権
28話 CM音楽と著作権1─既成曲─
29話 CM音楽と著作権2─オリジナル─
30話 CM音楽と著作権3─局制作CM ─
■エンターテインメント・ビジネス
31話 映画音楽と著作権
32話 ゲーム音楽と著作権
33話 カラオケと著作権
34話 演劇と著作権
35話 ライブ演奏と著作権
■レンタル・レコード
36話 レンタル・レコードの歴史と背景
37話 実演家とレンタル・レコード
38話 レコード製作者とレンタル・レコード
■音楽配信
39話 音楽配信と著作権1─ダウンロード販売─
40話 音楽配信と著作権2─サブスクリプション・サービス─
41話 音楽配信と著作権3─動画投稿サイト─
■独占禁止法
42話 再販制度と著作権1
43話 再販制度と著作権2
■パブリシティ権
44話 パブリシティ権1
45話 パブリシティ権2
■索引
■参考文献
■著作権裏話
case 1: 「記念樹事件」有名作家同士の対決は......
case 2: 「およげ!たいやきくん」逃がしたたい焼きは大きい!?
case 3: 「ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー」盗作と訴えられて......
case 4: 「お座敷小唄」作詞者不明の曲
case 5: 「パックマン事件」ビデオゲームは映画扱い?
case 6: ビートルズの曲をポール・マッカートニーが取り戻す?
case 7: 「チューリップ」本当の作曲者はだれだ?
case 8: 「長良川艶歌」編曲に対する盗作裁判
case 9: 「サザエさん事件」キャラクターの無断使用
case10:「マイ・スウィート・ロード事件」ビルボードNo.1ヒットが盗作?
case11:「プリティ・ウーマン事件」あの名曲がパロディに?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

富士さん

5
著作権解説はたくさんありますが、傑出しています。お金の分配基準まで細かく明記されていますが、実務をしないなら、本書の執筆思想を知るだけでも十分な価値があります。本書は一貫してミュージシャンの立場で書かれており、客観をうたって法律や契約の条文をダラダラ開設するものとは一線を画しています。立場がはっきりすれば、権利を通じて業界をどうすべきかを明確に示すことができます。本当にビジネスを動かしている慣習についての解説が詳細にされているのも素晴らしい。本書の方針と構成で映像編とか、出版編などが続けば最高です。2024/04/20

☆ツイテル☆

2
フライヤー2022/02/12

あづさ/kyoka

1
主にアーティスト・作曲家の目線で著作権を扱う音楽業界について書かれた本。現在の仕組みになるまでの歴史的背景や今後の課題まで書かれていてとても分かりやすかった。2019/07/14

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