内容説明
俳句10年目の著者による実践的俳句入門!
人気エッセイスト・岸本葉子さんによる「実践的な俳句入門」ともいえるエッセイです。
趣味として俳句をはじめた岸本さんがすっかり夢中になって10年、現在ではテレビ番組「NHK俳句」(毎週日曜)の司会を務め、句会にも毎月参加するなど、俳句が日常の一部になっています。
そんな岸本さんがプロの俳人とは異なる視点から、親しみやすくやさしい語り口で俳句の世界を案内し、趣味を持つことの豊かさを伝えます。
句を作る過程で気づいた季語の奥深さ、おもしろさ、句会の楽しさ・・・。一生かけて追求したくなる俳句の魅力を、失敗談も交えながら実体験をもとに綴ります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡部敬史/おかべたかし
85
俳句が好きな著者が書くからこそ、その世界のことが素人にもわかりやすく伝わるという好例。俳句の世界を、こうすれば楽しいと教えてくれて、勉強という形でなく知ることができた。「探梅」という季語がとてもいい。まだ寒い冬、春を求めて歩く様だという。俳句は、何気ないように見える身の回りの世界を楽しむ娯楽だなと知ることができた。良書。2024/10/02
真理そら
21
納得出来たり共感できたりする部分が多く、うんうんと頷きながら読み終えた。学生時代の季語集を未だに使っているけれど、新しいのも買おうかなあ、と思案中。2018/06/08
むつこ
21
俳句を始めて10年とのこと。はい、もうベテランさんです。そんな雰囲気を感じられる俳句シリーズに仕上がっています。「歳時記」ちょっと、興味を持ち始めました。2018/03/10
きあら
20
エッセイストで、10年前からは俳句番組の司会を務める岸本さんの俳句の楽しみ方の本。俳句はやらないけど、一句に対する向き合い方は写真にも通じると思った。2021/11/23
田中寛一
19
現在放送中のNHK俳句のある週の司会をされている人の本が目に入り手に取る。エッセイを書くことが多く、エッセイと俳句の違い、エッセイは自分の主張が前面だが、俳句は自分を捨ててモノが主役になる、という指摘に大いに興味を惹かれた。その他、著者の俳句に関わり始め10年の間に感じられた俳句についてのことが、自分を例に取りながらの記されていて参考になった。また何か1冊だけの本なら持ち込んでもいいと言われたら迷うことなく歳時記だと。何度読んでも飽きることがないと。2020/03/08
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