幻冬舎単行本<br> 最高のおもてなし!

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幻冬舎単行本
最高のおもてなし!

  • 著者名:竹田新【著】
  • 価格 ¥1,232(本体¥1,120)
  • 幻冬舎(2018/02発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344032415

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内容説明

「お客様に、最高のおもてなしを!」
この言葉を合言葉に集まった、豪華客船「竜王丸」のクルーら8人の男たち、笑いながら泣ける感動の物語。

オジさん達の想いは届く、75年の時を超えて。
1942年7月10日。戦前の日本が誇る豪華客船「竜王丸」が、敵の魚雷により沈没。
にもかかわらず、命を落としたのはほんの数名。乗船していたその他の乗組員、客として乗っていた外交官や商社マンとその家族は、ほぼ全員が無事だった。以来、竜王丸は奇跡の船として語り継がれている。そして、今年、2017年、進水式にて、その竜王丸が75年ぶりに復活する。75年前に船の中で何が起こっていたのか、心温まる真実がいま明らかになる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メルル

19
戦前の豪華客船「竜王丸」は「お客様に最高のおもてなしを」というフレーズをモットーとしながらも、戦争で消えていたった客船。その豪華客船が時を超えた今、再び動き出す。これは、劇団で上映されていたお芝居を小説にしたものらしい。ここで起こる不思議な体験や、人々の繋がりや温かさはきっと舞台で体験した方が素晴らしいものになったのではないだろうか。小説は淡白に思える文章で伝わりにくいように感じた。2018/02/01

みぃな

10
パラレルワールド。給仕達のおもてなしの話かと思ってたんだけどね。半分過ぎてからそんな展開になって、時空間の歪みで、実在した俳優さんや「男はつらいよ」まで出てきてニヤニヤ。ちょっと面白かった♪2018/03/14

pirokichi

6
劇団「ふくふくや」の主宰である著者が2016年劇団「ゴツブロ!」に演出・座付作家として参加しその下北沢駅前劇場での舞台を小説化したもの。豪華客船「竜王丸」に集まった8人のクルーたちの群像劇。75年の時を超えて伝わった思いとは…殆どが台詞で書かれているので読みながらまるで観客席で舞台を見ているかのように映像が浮かんだ。この場面はこんな舞台セットかな等想像するのも楽しかった。でもやっぱり舞台で観たい、息遣いを間近に感じたい。装丁はクラフト・エヴィング商會。著者はTVドラマでも活躍中の女優・山野海さんでもある。2020/12/05

ゆかり

6
大好きな劇団の旗揚げ公演が小説化。 今日、第3回公演を観に行って物販で購入。 今一気に読んでしまった。 舞台のことを思い出したり、舞台では描かれなかった登場人物の生い立ちなどを知れて「なるほど!」と思ったり。 おもしろかったです。2018/01/13

book_stock

3
歴史小説かと思いきや、普通の小説。 太平洋戦争で沈没した船「竜王丸」を舞台にしていると冒頭に書いてあったので歴史小説だと勘違いしていました。 なので後半パラレルワールドとか出てきた時にはビックリ仰天(笑) 調べてみたら舞台を小説にしたものなのですね。 印象に残った言葉は「我々の今は自分が築いたものじゃない。先に生きていた人間からいただいた貰い物だ。だから、先に生きた人たちに感謝して、大切に生きて、次の世代の橋になれ」全ての物に感謝ですね。 笑いあり、涙ありの小説です!2018/02/19

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