内容説明
阪神淡路大震災から20年、NHKドキュメンタリードラマ「忘れない…にいちゃんのランドセル」にもなった感動のノンフィクション。埼玉県さいたま市に、阪神淡路大震災で亡くなったおにいちゃんのランドセルを背負って学校に通う、とても元気な小学2年生がいます。6000人以上の命が奪われたあの地震から15年。いのちのバトンを、きみに伝えたい!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
67
半分も読まないうちから、熱いものがこみあげて、涙目になってしまった。阪神大震災で幼いわが子2人、兄妹をともに亡くす悲劇に出合った父母。孫の遺品を求めて瓦礫を掘り、ランドセルを見つける祖父。年月が流れて、新しい生命が生まれ、家族は再び父母と兄妹になる。けれど亡くなった2人の再来ではない。家族は6人なんだという意志で成長していく。弟は、この世界で合えなかった兄が、1年生の10ヶ月間だけ使ったランドセルで学校に行く。もういくら書いてもコメントでは雰囲気は伝わらない。でも涙だけは出る。借りた本だけど今は買いたい。2019/11/15
鈴
33
阪神淡路大震災で二人の子供を失った家族の物語。涙無しには読めない。漢之くんの最後の日記が泣けて仕方なかった。普通に明日が来ると思っていたんだよね。もう震災から20年。2015/02/02
かんちゃん
20
【図書館】阪神淡路大震災で二人の子供を失った親の心、祖父の愛情、ひと言ひと言が胸を締めつける。後から生まれてきた子供たちは決して生まれ変わりではない。その言葉にむしろ救われる思いがした。2015/06/20
ちゃこばあ
14
とても泣けました。人は皆いつ何が起こるかわからない。でも温かい家族の愛に包まれて、乗り越えて、漢之くん深理ちゃんも、英ちゃん凛くんも、お父さんお母さんもみんな幸せだなと思います。これからもずっと何が起きても乗り越えていって欲しいし、見習いたいと思います。2014/05/30
けんとまん1007
12
阪神淡路大震災を経験されたご夫婦と、亡くなった二人のお子さん・その後に生まれた二人のお子さんのご家族を巡る物語。もちろん、ご本人たちの気持ちを思いやることはできないが、やはり、そこに「時」というものがあるのだということだけは感じ取れると思う。よく、子どもが生まれると、「○○の生まれかわりだ」と言ったりするが、そうではないのだと、この本を読んで強く思った。そんな家族をそっと見守っていたのが、ランドセルなのかなと思う。弟の背に背負われるのを待っていたのかも。2011/10/16




