内容説明
近い将来、司令塔の役割をするトップの人間、その下に中間管理職の役割を果たすAI、AIと共存して働く人間、AIの指示の下で働く人間という四層構造になるだろう。本書は、AIと共存して働くために必要な情報教育とは何かを考える羅針盤の書である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のぶ
1
AI時代?平成の次の年号がAIなのかな?というボケはさておき、気がつけば「AI時代」を冠した書籍が山ほど、そんな時代にはなりました。今ここにある危機感を象徴する重要単語なんですね。で、情報教育(本書で対象は主に小中学校のようです)、パソコンが出現して以来、細々とかつ綿々と各所で努力は行われて来ているものの、どうしても技術の変化に追いつかずあっぷあっぷする先生方(とその卵たち)に対して、今後の時代変化を見通して内容を考えて行きましょうねという問題提起をしています。特に読むべきなのは(短いけど)第3章でした。2018/09/16