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内容説明
日本のオジサンは世界で一番孤独――。人々の精神や肉体を蝕む「孤独」はこの国の最も深刻な病の一つとなった。現状やその背景を探りつつ、大きな原因である「コミュ力の“貧困”」への対策を紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
106
序章で最も危険なリスクファクター、それは孤独と書かれていた。読んでいくうちに見に覚えがある、自分だ!でも孤独の捉え方か決めつけ敵であまり納得できなかった。孤立と孤独を混同している気もするしなにより年をとってのつながりがそんなにたいしたものか。ひとりで読書しようが映画を見ようが海へ行って寝転ぼうがいいではないか。本を読むなんてみんなでガヤガヤと読むものでもないし結局はひとり。孤独をそんなに気にするほうが危険なリスクファクターだよ。2018/04/27
おかむら
37
うちのダンナも「孤独なオジサン」ぽいので読んでみた。世界との比較や男女のコミュ能力の差なんかをパワポ使ってプレゼンしてるみたいな内容でだんだん退屈に。男女問わず元々あんまり社交的でないタイプの人にに急に老後に友だち作れって言われてもなー、かえって苦痛だよなと思ったよ。最後に理想のオジサン像は「マイインターン」のロバートデニーロだって書いてあったけど、そりゃそうだけどさー、あれはデニーロだからなー。2019/01/10
のんぴ
36
孤独が健康を蝕むと警鐘を鳴らす。人間は社会的動物なので人とのつながりが幸福感を増す。誰でも疎んじられるのは嫌だし、ボッチと思われるのはスティグマになる。個人の健康度を増すことが医療費削減にもつながるので、公共個で対策を講じないといけない。地域で趣味や得意を生かした活動をしたり、普段から挨拶、褒める、相手に関心を持ちよく聞く、笑顔、感謝を心がける。孤独なのはオジサンだけじゃない。楽しみ、時間、エネルギーを個人消費にあてることを追求し、可能にした資本主義、効率主義、物質主義。2022/12/17
Prince of Scotch
28
読むのがコワくてしばらく積んでいた本。とりあえず一読したけど、自身に思い当たるフシも少なくなく読後しばらくブルーになった。威張る、文句を言う、キレるのいわゆる「暴走老人」は分からなくもないんだよねぇ。年齢を重ねると思い込みが激しくなって柔軟な考え方ができないオジサンたち、周囲にもいるから。いわゆる「マウンティング」とか「マンズプレイニング」、ボクはしているつもりはないけど、無自覚のうちにエラそーに語っていないとも限らない。自戒しなきゃ❗2019/08/23
こも 零細企業営業
23
孤独は健康に悪いか、、孤独だもんな。仕事でも。。コロナで完全に孤独になっちまった。自覚したらキツイと感じるようになった。俺、何で生きてるんだろ、、ウォーキングサッカーのチーム探して参加してみるかな。2023/07/11