日本経済新聞出版<br> よき経営者の姿

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日本経済新聞出版
よき経営者の姿

  • 著者名:伊丹敬之【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 日経BP(2019/01発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532197094

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内容説明

リーダーとして、教育者としての器を持った経営者はどれほどいるのか。単に「社長ごっこ」に興じているだけではないのか?必要な資質を持った経営者が生まれなくなった理由と、生まれるための条件作りの論理を解き明かす。経営学の第一人者が贈る警告の書。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

75
辛口だけど、経営者たるものこうあるべきというのには賛同する。分かりやすいわね。◆顔つき➀深い素朴さ:素朴に物事にとらわれず、道理を外さなような思考、②柔らかい強さ:強さを秘めつつ、柔らかさで人を魅了、③大きな透明感:結果は全てひきとるという覚悟決める→透明感が生まれる→顔つきは「深い思考、決断、感謝」から生まれる。◆資質➀エネルギー:色んな意味でエネルギーのレベルが高い、②決断力:運命のかかる決断を迫れても、きっぱりと決めることができる。③情と理:人間の心情と物事の論理の達人◆リーダー、代表者、設計者2018/12/21

手押し戦車

23
ニュートンの慣性の法則のように、組織はどんな変化に対しても常に抵抗する。仕事が時間のある限り増えるのと同様に、企業のプロジェクトや買収も資金がある限り拡大していく。無駄なプロジェクトでも、経営者がそれを望むなら正当化されてしまう。企業というものは同業他社の行動を真似したがる習性がある。企業を支配するものは組織が持つ本来的な力強さである。この結果、間違った企業行動が生まれる。経営者とは常に変化を好み機会として捉えていく好奇心と積極性をもち過去の常識捨て去り現状に対し持続可能な資源を最大に入れる決断をする2015/07/20

後藤だいすけ

7
様々な経営者を分析した経営者論…と言いたいのですが例として挙げられる経営者が松下幸之助、本田宗一郎、宮大工の名棟梁西岡常一くらいで分析というより著者の個人的な私感の経営者論といった感じです。本書を読むにあたって気をつけなければならないのは理想のよき経営者の姿の形は一つではないということ。本書は理想的な経営者の姿を限定してるので、そればかりが良い経営者の姿とは言い難い。本書の理想はあくまで参考程度にして、自分や自社のスタイルを確立させる方が大事だと感じました。軽く読むぶんには面白いと思いました2015/01/30

レーモン

4
いい経営者がいる会社は本当に幸せだと思う。だって、従業員もお客様も将来に向けてのビジョンを共有することができているのですから。ただ、そういう経営者がいてもいなくても、一人ひとりが自分自身と切磋琢磨して道を切り開いていけるようになる必要があると思います。良い経営者がいれば、外的な環境も整うので能力を発揮しやすい傾向にあるのは否めません。いつも思うのですが、能力に見合った努力をしていく人以外の人がいる会社は悲惨だと思うのです。だって、白に朱入れるようなものだからです。2014/09/07

tkokon

3
【うむ】経営者に対して厳しいことで知られる、伊丹氏による経営者についてのエッセイ○組織の中の大多数の人は性善説でも性悪説でもなく「性弱説」○優良企業は「6割の人がきちんと自分の仕事を行っている企業」○エリート選抜で重要なのは「選抜の正確さ」ではなく「納得性を得ることにエネルギーをかける」こと○ガバナンスを効かせるには「チェック担当者の適切さ」と「チェックプロセスの機動性」、そう考えると社外取締役制度が無条件に良いとも限らない。●いちいち納得する言葉ばかり。肝に銘じよう2015/07/29

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