日本経済新聞出版<br> 統計データが語る 日本人の大きな誤解

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日本経済新聞出版
統計データが語る 日本人の大きな誤解

  • 著者名:本川裕【著】
  • 価格 ¥783(本体¥712)
  • 日経BP(2019/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532262235

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内容説明

いわれなき自信喪失からの回復! 本当の日本、どれだけ知っていますか?
格差や貧困の拡大、競争力の喪失、高ストレス化。これらの通説は誤りだ。統計データ分析のプロが解き明かす日本社会の隠された真実! !
著者は元有力シンクタンクのトップを務め、知る人ぞ知る「社会実情データ図録サイト」運営者。統計データに通暁し、日本社会の変化を捉える分析家。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごへいもち

27
日本のデータは大体そうだろうなぁという感じ。驚いたのは生活必需品を買えない貧乏人の割合。1年以内にお金がなくて食料が買えなかった経験がある人:日本2%、米国24%、英国15%、フランス20%、ロシア23%、韓国26%(以上2013年)、ロシア50%(2002年)。ロシアの貧しさに驚き。韓国の数字も韓国ドラマに生活苦の人がよく出てくるのはドラマだからかと思っていたが…。その他コメントに2015/10/05

きみたけ

21
「社会実情データ図録」主催者が長年にわたり収集した膨大なデータをもとに、経済・生活・健康・価値観にわたり誤解の発生メカニズムを解き明かします。 統計データからみる日本人は、長時間労働、自殺率高い、仕事のストレスは特段大きくなく、仕事の疲れは感じず、うつも少ないとのこと。また日本人らしさの特徴として、①人間関係重視②中間的回答③宗教を信じないが宗教的な心を大切にする、の3つが挙げられるそうです。 統計データは、仮説を実証・精緻化したり思い込みや誤解を解いたり予想外の状況に気づかせてくれることを肝に銘じたい。2021/01/27

やっさん

19
様々な国際的な統計で、国民のイメージと実際のギャップを暴いている。”失業率はどんどん高まっているわけではなく、日本の経済力は高く、技術力も世界と比較して向上し続けている。経済格差も貧困も拡大しておらず、相変わらず日本は国際的には平等社会を維持している。また、世界一の「小さな政府」が効率的に機能しており、高齢化の割に医療費は非常に低く抑えられている。その中で、食べ過ぎや肥満に陥らず、世界一の平均寿命を達成し、女性は生き生きと美しく暮らしている。これらのことから、日本人は、人類全体の希望の星となっている。”2015/12/05

中年サラリーマン

18
統計データの読み方を語った本。まえがきにデータの読み方は仮説があってこそ、その仮説は著者の考えであることは了承頂きたいということが書かれているのがよかった。データを読むということは読み手の切り口によっていかようにも変わる。真っ白な気持ちでデータに取り組むと数値に翻弄されかねない。自分が設定した前提条件はなんなのかを考えながら読むことが大事ということがわかる。2014/04/30

Yuzupon

12
世間やマスコミで言われている現代日本の姿を統計データを駆使して覆してゆく痛快な良書。世界と比較して、日本は無駄の少ない小さな政府。経済格差は正直拡大していない。仕事ストレスも大きくなく、自殺者も増加はない。男社会だが全く不遇なわけではない女性の幸福度。証明された結果は不都合な真実として批判を覚悟しつつも、「それでも世界はまわっている」という謙虚な締めがよかった。世間が言う社会は酷いのに、この目に映る社会はなんでもうちょっと浮かれてるのかしらと不思議に感じていた私には、本書は好都合な真実らしく思えた。2014/03/09

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