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内容説明
こんな会社にお金を預けたい! マスコミを避け、宣伝を嫌い、ひたすら長期運用に賭けるプロフェッショナル集団、キャピタル・グループ。驚異的な運用成績をあげるまでに至った人間ドラマを描いた話題作を文庫化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おおたん
17
投資の参考用。運用会社「キャピタル・グループ」の創業から経営や投資の考え方など、歴史がわかる。また、投資の話というより、優秀な会社とは?や人材の大切やなど、ビジネスパーソンなら仕事にも役立つ話がありました。ITがない時代って、相当な労力が必要だったと感じました。◆チャンスというのは、それに備えている者に微笑むものだ◆愛想よくしていれば情報は自然に舞い込んでくる◆1973-74の暴落◆「公正」と「欲望」フェアな精神を失わず、欲望に負けないように自制◆長期的には結局、業績で決まる◆キャピタルの強み→長期的分析2021/09/26
パラオ・スパニッシュフライ
10
専門的なことはわからなかったけど、お客様のお金を預かって運用するために、最高の品質を追い求めている会社であることがわかった。組織のありかた、社員の質はもちろんのこと、投資先の選別やタイミングなどお金を増やすにはどんなことが必要かというのを常に考え変化している会社である。社員一人一人が同じ目的意識で仕事をしていると、組織という形が無くなる。まさに究極の組織です。2021/04/24
dexter4620
3
その世界では抜群の知名度を誇るも、日本ではほぼ聞くことのない資産運用会社キャピタル社。その社歴と特異性を『敗者のゲーム』のチャールズ・エルス氏が解き明かす。金融系の仕事をしている人間なら読んで損はないと思える一冊。2020/09/30
カモノハシZOO
3
案外面白かった。真実一路的な運用会社。生き馬の目を抜くイメージの業界にこんな会社有るんかしら、30年前に戻って入社したい。能力的に無理か、アッハッハ お粗末。2020/02/29
Orange
1
読み物としては面白かった。が、ビジネス書として役に立つかというと、この本に書かれていることは、再現性が低いと思われる。つまり、あまり参考にはできない。「誰かが真似しようたって、それは無理だ。本質を十分理解していなければ、かえって滅茶苦茶になるだけさ」。(P57)なのである。でも、驚異的な組織を作りたいという人には、なにかしらの示唆を与えるものかもしれない。2018/05/06