講談社文庫<br> 地球を肴に飲む男

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講談社文庫
地球を肴に飲む男

  • 著者名:小泉武夫【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 講談社(2018/02発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062751292

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内容説明

パリで医者が禁じるほど贅沢なフォア・グラを味わい、百年前に消えた幻の酒を捜しに中国へ飛ぶ。メキシコでは蛆(うじ)虫入りのテキーラをぐいっと飲(や)り、宮城県では少女のような浅漬けに舌鼓を打つ――。名物教授が世界を舞台に珍食、珍酒との遭遇体験を綴るエッセイ。読むだけで涎(よだれ)が出る逸品ばかり。

目次

はじめにひとことごあいさつ
愉快な酒は豪快な人生から
中国に幻の酒を捜す
チーズに女の一生を見る
虫を肴に酒を飲る
史上最強の鍋に酔う
全開ストリップ・オムレツとは?
沖縄で天国を見る
カニクイザルの告白
世界で最も臭い酒とは?
万里の長城から小便すれば
漬け物はセクシーである
世界最高のキモ試し
シンデレラ・リカーを知っているか?
食魔亭のイタズラ料理
ラオスはおいしい!
串は幸せを呼ぶ!?
魚は最高の肴である
ハラの中で発酵する酒!?
万能食欲素の秘密
地球をオーブンにする
黒い酒、黒い肴
ブタに真実
リンゴは「狂った果実」か?
エビスキー氏の自慢話
ジャガイモと応援団を愛す
文庫版あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トントンみん

2
とにかく豪快。どんなものでも楽しく食べ尽くす小泉先生に脱帽。酒飲みの話なので下衆で下ネタもあるけど、イヤな感じがなく笑えてしまう。2018/08/16

てくてく

2
小泉先生らしい、酒と食事を屈託なく楽しむ姿がつづられており、読んでいるこちらが酔いそうだった。「シンデレラ・リカ―」ということは初めて知った。2015/08/18

mymtskd

2
お酒を含む発酵食品をこよなく愛するコイズミ先生の世界の珍酒,美酒,酒の肴をめぐる旅.いかにも美味しそうフランス料理や貴腐ワインから,こんなものを飲むのか!(食べるのか!)といったヘンなものまで,コイズミ先生が飲みまくり食べまくる.臭い酒と臭い肴を合わせるとマイナス×マイナスがプラスになるように,美味に変わるなどは経験してみたくなる(でも,ちょっとこわい).2015/05/27

Neko Mizutama

1
小泉先生、私は満殿香酒を飲んでいるであろういいにおいのする日本人を知っています。冬休みは「狂った果実」を作ってシードルでコピリンコクピリンコする所存。すごくおいしそうなのを教えていただきどうもありがとうございました。2015/12/28

記録

0
記録2022/08/21

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