内容説明
◎「変わってる」「生きづらさ」は強みになる!
発達障害だろうがなんだろうが、オリジナリティのある人が強い。
逆にすべての能力が平均的で、
マスプロダクションにしか適合できない優等生は相当ヤバイのだ。
これからの時代は、周りの人たちと違ってナンボなのである。
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元マイクロソフト日本法人社長の著者は、
小学生の頃、教室の中をふらふらと歩き回り、
勝手にどこかへ行ってしまうこともあった。
「頭がおかしいのではないか」と心配され、
母親と一緒に何度も教育委員会に呼ばれた。
ビル・ゲイツ氏をはじめ、かつてのマイクロソフトの幹部たちは、
不注意(集中力がない)、多動性(じっとしていられない)、衝動性(すぐに行動してしまう)など、
発達障害の特徴を持ち合わせた人ばかり。
だたし、「衝動性」も「すぐ行動する」と考えれば、強い武器になる。
自らの実体験をもとに発達障害を武器にする術を教えてくれる。
精神科医の和田秀樹氏と香山リカ氏との対談を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
293
自らの過去を織り込みながら、発達障害、ADHDについて悪い事ではないと勉強になった。やや武勇伝的なエピソードが多いのが気になるが、対談とか面白く読めた。また他のネタで書いた本も読んでみたい。2018/02/17
マエダ
67
ネタ切れやな。読書の人なのだから今現在の読書習慣をそのままでいいから書いて欲しい。ファンはそれで十分。対談は面白かった。2018/02/17
さおり
43
著者はマイクロソフト日本法人元社長。立派な人の自伝や伝記を読んで、この人は診断おりるな、と個人的に感じることは数あれど、本人が「ぼくたぶん発達障害だわー」と言ってから自分の半生を述べるってのはなかなか。診断できるお医者さんのとこには行っていないようですが、どっちにしろ本人もまわりも困ってないなら診断の必要はないですからねぇ。ホリエモンも言ってたけど、もう誰も彼も好きなことだけして生きていけばいいじゃん。そしたら診断は必要ないし、私が仕事で関わっている子どもたちも、みんな立派な人になると思うのです。2019/05/14
honyomuhito
43
ずば抜けて頭が良く、何にでも関心を持ち、自由奔放で口の悪いおじさん。 著者は元マイクロソフト日本法人の社長で、投資コンサルティング会社を持ち、ノンフィクション系の書評サイトHONZ(私はよくここで読みたい本を見つける)の代表。 SNSでこの人を見るとサイの動画、災害情報、日大アメフト事件、最新科学技術、将棋の藤井聡太七段、ドローン、北朝鮮とICBM。気が散っている・・・。 著者は自分に発達障害傾向があるとして https://chirakattahondana.com/発達障害は最強の武器である-2/2018/05/29
再び読書
41
かなり個性的な人であることは感じた。また、基本的な発達障害の、知識か不足しているので、アスペルガー、ADHDの区別もつかない。また、ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズも発達障害らしい。確かに過集中出来るのは武器である。人の事を聞けないというのは、あまりメリットでは無いと思うが、トップがそんな特徴だと会議を減らす要因になるかもしれない。ただ、自己肯定感に溢れている。その姿勢が幸運を呼び寄せているのかとも思う。色々な人が個性を活かして生きれる世の中を望む。短所より長所を認める姿勢も大切。2020/02/07