人生を後悔することになる人・ならない人 - パラダイムシフトの心理学

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人生を後悔することになる人・ならない人 - パラダイムシフトの心理学

  • 著者名:加藤諦三
  • 価格 ¥1,200(本体¥1,091)
  • PHP研究所(2018/02発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569837536

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内容説明

ラジオの「テレフォン人生相談」で、すでに半世紀近く回答者をつとめてきた加藤諦三氏。その番組の冒頭の言葉は、「あなたの認めたくないものは何ですか? どんなに辛くてもそれを認めれば道は拓けます」である。加藤氏が、ある心理学の先哲の文章を元に考えたものという。本書の内容は、それをどのように実践してゆくかについて、心理学の先哲たちの言葉をひもときながら解説したものである。あらゆる不安、悩み、苦しみに対処するに付いて、前提として持っていなければならない心の在り方を読者に教える。まず、 ◎「人に見せるための生き方」をやめること、そして、 ◎「目の前の現実」から悪い意味で「逃げない」こと、この二つを徹底して心に刻んでゆくレッスンというべき思考トレーニングが展開される。現在の先進国に生きる人々の、「人生観の一般常識」をパラダイムシフトする、驚きの人生論の誕生である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roatsu

24
今後の人生で前者にならないために、また現在そうと思い当たる人生ならば自力で軌道修正するために、社会的地位ではなく心の面から自分を見詰め直す上で本書は有益な教えに満ちている。人生は成長欲求と退行欲求のせめぎあいの場で、現実から逃げず前者に従わなければ地獄であること、苦しみは成長と救済に通じることを心に刻みたい。自分の現実逃避を正当化するためにマルクスにせよ道元にせよ思想や宗教を利用する、という一文にははっとさせられる。少なくない日本人が退行欲求に従い、それが国や社会の不健全に繋がっているのではないか。2018/02/14

lily

17
著者の主張はこの一冊読めば足りていることにしていいかな?ロロ・メイの読みかけの本は再チェック。自分の感情になぜを冷静に問う癖は持っていたい。鬱傾向にある人への真摯なメッセージ。不安で眠れない人は睡眠導入剤におすすめ。2019/06/03

Bun-ichi Kawamoto

13
他人に評価されるように生きるなんてバカげている。だから、目の前の現実にきちんと向き合うことから始めよう。2018/04/10

5
知りたかったことが詳しくかかれていた。すごい。(感想になってない)...手記のつっこみはおもしろかった。読み終わりはすかっとする。好き。"正しい努力"(←ここがポイント) をしない人は悶々としたまま一生を終わるだろう。そして他人の評価より自分がよければそれでいいんじゃないの2018/03/31

2
未読了。著者の本は大変為になりそうだけど、似た文章の繰り返しで致命的に読み辛い。1/3にまとめれば沢山の人の救いになると思う。東大卒の他の人が「自分の文章は小難しいと言われたのでライターに任せたら好評だった」と。同じ事をして、是非後世に残る本を一冊で良いから作って欲しい。あと退行欲求の定義を具体的に表して欲しいのと、いつも極端な例なのでグレーゾーンの場合も知りたいし、HSPや発達障害との兼ね合いも知りたい。2021/05/04

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