内容説明
ニューヨークで暮らす著者のパートナーは、体重70キロの大型犬ジゼル。女の子同士、誰よりも強い絆で結ばれていた。だがある日、ジゼルが不治の病に冒されていると知る。悔いのない最後のために何ができるか。人と犬の思いやりが教えてくれる本当に大切なこと。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まちゃ
2
犬の物語だけではなく、女の子が大人になっていく過程の葛藤、依存症の母親との関わり等、様々な物語が織り込まれています。 安楽死についてはお国柄でしょうか。 日本人からすると違和感を覚えます。2018/04/29
MASARU.T
2
女の子が大型犬と過ごしその最期を看取ると言うノンフィクション。 登場するのは目にした事が無いほどの巨大な犬。 大型犬になればなるほどその寿命は短い。 そう解っていても別れは辛いもの。 このワンちゃんは飼う側の目から見ればとても幸せだったようにも思えます。 生き物を飼う事は大変な面と素敵な面の両面が良く描かれているように思います。2018/04/27