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内容説明
さやかは、洋食のレストラン〈のはらキッチン〉のひとり娘です。ドッジボールでチームが負けたのを、同じクラスの翔太にさやかのせいにされて、気分は最悪! でも、お父さんがつくった、にんにくのきいたチキンステーキや、甘~いにんじんのグラッセを食べたら、そんな気持ちも吹き飛んじゃう。それくらい、コックさんであるお父さんの料理はおいしいのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
南
23
食べる人のことを思って調理するのがコックさん。小さくてかわいいレストランが病院に出張。患者さんが南ちゃんだった(笑)。2018/06/07
バニラ風味
22
そうそう、この位の女の子って、こういうこと言われると傷つくよね!とか、でも美味しい物食べると、しばし嫌なこと忘れるわ。などと、うなずきながら読みました。病院への出張レストランって、すてきなお仕事です。目に見えない部分で、いろいろと苦労があるとは思いますが。こういう優しい心遣いのあるレストラン経営しているお家の子どもは、美味しい食べ物に敏感になるでしょうね。さやかちゃんの淡い恋心話も、ちょっとわくわくしました。「レストランって、どんな場所か」をわかりやすく、楽しく描いた本。2016/03/06
しーまま
17
このシリーズが出る度に小2の甥のために図書館で借りています。キャリア教育の本はたくさんあるけれど、こういうおはなしになっていると読みやすくていいですね。2015/12/15
どら母 学校図書館を考える
15
小学校低学年向け、お仕事シリーズ。巻末に資格などにもふててある。2017/11/02
遠い日
11
「おしごとのおはなし」シリーズ。さやかのおうちはレストラン。おとうさんはコックさん、おかあさんはウェイトレス。さやかもお店のお手伝いをよくする。おとうさんは自分の入院の経験から、出張レストランとして月に2回、総合病院で料理をみんなに提供する。おいしい料理で心も体も元気になってもらいたいという思いで。食べてくれる人の立場で、味付けや素材を工夫するおとうさん。プロの気づかいと技がちゃんと生きている。さやかの同級生とのちょっとしたいざこざや入院していた憧れの人との、どきどきも料理のスパイスのようで、楽しいお話。2017/02/17